聖地ディルムンでの帝国軍と連邦軍のバカげた戦争は、ミューレアとゼノがデマを流し、さらに退屈と言う身勝手な理由で起きてしまったが、大神殿が跡形も無く、そこには巨大なクレーターが出来ているが、無事に戦争が終結したのであった。
「俺を殺す気か(/・ω・)/‼」
「死なないから(^_-)-☆」
「いやいや、幾ら、無殺傷とはいえ、大神殿が跡形も無く吹っ飛んだのよ」
「義兄さん、オレ、龍美達が味方で良かったよ(´・ω・`)」
「ああ、同感だ」
獅子神三姉妹の制裁に巻き込まれたディーンは無傷で生還したのだが、自分がいた大神殿が跡形も無くなっていたことに驚き、相棒のキースとガイを間違え出すと言う有様だったのだが、正気に戻り、ガヴェインが父親らしのだが、その話をそっちのけで、獅子神三姉妹に激怒していたのである。
獅子神三姉妹は笑顔で無殺傷だと説明したが、横でレイヴンが呆れながら、ツッコミ、クライヴがユーリに龍美達が味方でいてくれて良かったと同意を求めて、ユーリも同感だと言ったのである。
「そう言えば、あいつは‼」
「あ、そう言えば、なんか、剣持っていた変な格好をした人がディーン君と一緒に巻き込まれたような」
「オレは一体何をしてたんだ?」
「ギャレン‼ そこをどけ‼」
「何か、あったか知らないけど、落ち着なよ‼」
「ディーン、その者の言う通りだ」
「どうやら、あいつらに操られていたみたいだね」
ディーンがふと剣を鞘から抜いて、ある人物を探していたのだが、星龍が自分が放った秘奥義にディーンとミューレアと一緒に剣を持った人物ごと巻き込んでいたことを思いだして時だった、近くの岩陰に、気を失っていた人物がいたようで、ディーンが一目見た瞬間、剣を上段に構えて斬りかかったのであった。
流石に殺してしまったら元も子もないないので、龍姫が小太刀を抜刀して、ディーンの剣の刀身を斬り、話し合いの場を設けることに成功したのである。
「誘拐された人々は無事に全員が救出できたけど」
「龍華は、何処で」
「クッ‼」
「龍華‼」
「みんないるんだ、聞いてね、この人はわたし達のお姉ちゃんなんだ、けど、裏切り者なんだよ‼」
「裏切った覚えはない‼ その前に、おまえ達に会うのはこれで二回目だ‼」
「また今度ね、お姉ちゃん達‼」
「待て‼」
「とりあえず、治療が先だよ‼」
結界の天界ともに逸れていた龍華だったのだが、銀髪の少女達に一人で立ち向かっていたようで、吹っ飛ばされたのであった。
そして、銀髪の日本刀を帯刀している少女は龍華に裏切り者と言い捨てどこかへ行ってしまったのであった。