超次元kurosu   作:天龍神

370 / 557
カレン、真龍婭と

ソフィと合流するべく真龍婭と勇龍は約束の場所である工場地帯で、ソフィとゼノとの戦闘に神の雷をお見舞いしたのだが、大神殿に逃げて行ってしまったのであった。

 

カレンが姉、ミューレアが戦争を引き起こした主犯格であることを聞いて、落胆してしまったのであった。

 

「カレンさん、顔、貸していただきますか?」

 

「ああ」

 

「ユーリさんが言いそうですね」

 

「とりあえず、誰? オレは傭兵団の団長の、リアムだ」

 

「ボクは、獅子神勇龍です、ザックさんから、借金は待ってくれということです」

 

「はぁ~、あのやろう、このまま踏み倒す気か‼」

 

真龍婭は真剣な表情に切り替わって、カレンに話があると場所を変えるべく、フラクシナスに一旦移動して、ソフィと勇龍がこれからのことについて作戦を練っていた所に、リアムが自己紹介をしてきたので、勇龍も自己紹介をして、龍月を通して、ザックが幼馴染みのリアムに借金返済を待ってほしいと告げたのである。

 

「あなたは、何をしていたんですか‼」

 

「わたしは・・・」

 

「姉にまんまと利用されただけですよ‼ 各地で誘拐され、征討軍が襲って殺された人々はこんなことのために死んでいったと言うのですか‼ 側にいてどうして、辞めさせなかったのですか‼」

 

「・・・すまない」

 

「当事者でないわたしが言えるのはここまです、行きましょうか」

 

「どこへ?」

 

「大神殿に行くんですよ、先にわたしの仲間達が向かってますので」

 

フラクシナスの会議室で、カレンにどうして聖地ディルムンで帝国軍と連邦軍が戦争を引き起こしたミューレアを止めれなかったのかと真相を聞いたのだが、カレンはあまりの衝撃な事実に驚きを隠せなかったのである。

 

真龍婭は言いすぎたと謝罪して、ミューレアを逮捕すべく、カレンともに大神殿に転送ルームから向かったのである。

 

「ここが大神殿か?」

 

「その通りだな」

 

「トリック・ザ・ハードが復活しているとなると、あいつが」

 

「ブレイブ、お願いだ」

 

誘拐された人々が監禁されている大神殿に潜入した龍華こと次元武偵ネーム、クラウドは、元犯罪組織の忍者、ジロ吉共に大神殿内を探索していたのである。

 

通路は一本道だったので、そのまま本殿前に、道中、魔物を倒しながら進んでいたのである。

 

龍華は、臥龍達にから、トリック・ザ・ハードが復活して、この大神殿に向かったと報告されていたので、同じマジェコンヌ四天王だったブレイブのことを思いだしていたのであった。

 

「一秒で・・・」

 

「魔神剣‼」

 

「‼」

 

「何が、一秒だって‼」

 

大神殿内を歩いていた龍華を待ち構えて、腰を落として抜刀術の構えの男が龍華目掛けて抜刀術で斬りかかって来たので、龍華はバスターソード型神機を振り抜いて、斬撃を放って、男の攻撃を止めたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。