シャルロットがヴィヴィオと同じジェイルが創り出したクローンで、ヴィヴィオとは八つ違いの肉体的に見れば姉妹にあたるので、龍月とは1歳違いの叔母と明と言うややこしい関係になってしまったのであった。
そして、ティナともややこしい血縁関係になってしまったのである。
その衝撃的な真実に、シャルロットは自身が両親の顔を知らないでクレサントの孤児院で育ったことを思いだして、なるほどと、受け入れたのである。
そして、明は、シャルロットにあることを施したのである。
「これで、少しは力が抑えられるわね」
「どう言うことだ‼」
「その能力で、ヴィヴィオは暴走したことがあって、なのはが暴走を止めたことがあったの、備えあれば憂いなしってことで」
「なんだよそれ、明日、合流しないとな‼」
そう、光焔の御子つまり聖王の能力が暴走しないようにリミッターを施したのである。
シャルロットは明からヴィヴィオがジェイルの企みで暴走して変身してしまって、なのはがスターライトブレイカーを無殺傷で叩き込んで止めたと説明されて、シャルロットは素直に明日のために休むことにしたのである。
そして、翌朝、
「うむ、予定通りに聖地ディルムンの大神殿に監禁されている人々の救出並びに、アイリス達の救出へむかう、以上‼」
「はい‼」
「シャルちゃん、別に加わらなくても、おっさん達が」
「はぁ、このまま、やられたままなって、性に合わねえよ‼」
「それじゃあ、これ渡すね」
「これ何?」
「時空管理局で使われている、インテリジェントデバイス、バリアジャケットを装着出来るようになって空が飛べるようになるよ」
「サンキュー‼ ありがたく、使わせてもらうぜ、行くぜ‼」
土曜日と言うこともあって、龍姫達、地球組も合流を果たして、アドリビトム組もやる気満々と言った感じで、レイヴンがシャルロットの体調を気にしていたので、シャルロットは、このまま見ているのは嫌だと言って、以前のダメ人間のがどこへ行ったのかと言うくらい、変わったのである。
昨日、自分に、妹がいると言う事実を知り、姉として頑張ろうとしているのだ、それを、叔母で、同年代の星龍から、猫の鈴が付いたチョーカーを付けてもらったのである。
それは、シャルロット専用のインテリジェントデバイスだったのである。
シャルロットは、星龍にお礼を言い、
「おっさん達は、アイリスの嬢ちゃん達を迎えに行くから、龍華ちゃん、少人数での行動だけど、頑張りなよ‼」
「ああ、このジロ吉が付いている!」
「では、武運を祈る‼」
テレプール前で最後の確認を行って、レイヴンが聖地ディルムンの大神殿の乗り込む龍華とジロ吉にエールを送り、各自、担当の聖地ディルムンの戦場に向かったのであった。