アドリビトムのメンバーはラタトスクでの生活にも慣れて行ったようでアンジールは大剣使いのルカと同じく青味かかった銀髪の寡黙な大剣使いヴェイグ・リュングベルや実家が道場を経営しており、自身も将来は自身のギルドを建てると言う目標を掲げているクレス・アルベインにソルジャー時代に培った剣術で稽古を付けていたのであった。
「今日の朝の訓練はここまで‼ 各自、ギルドの依頼をこなせ‼ 解散‼」
「ありがとうございました~」
「ルカ、しっかりするんだ」
「ボク、本当は医者になりたいだけなのに~(;_;)/~~~」
朝の訓練も終わったようで星也は龍美からもらった無銘刀を用いて素振りを行って各自解散となったが、ルカは訓練が余程効いたのらしくその場で泣きそうになってしまいアンジールは訳を尋ねたら医者になりたいだけなのにと言うことを打ち明けたのであった。
その後星也はと言うと龍美に案内された超神次元ゲイムギョウ界の次元統合した際に余ってしまった教会の部屋で服を脱いで教会のシャワーで汗を流していたのであった。
「キュっ‼ さっぱりした、これを着たら良いんだよね」
「星也、向かいに来たよ‼」
「はい、今行きます‼」
星也は龍美がくれたお古の黒いパーカと紺色の長ズボンを履いてフラクシナスに向かう準備をすることにしたのであった。
着替えが終わったので出ようとしたらちょうど龍美が迎えにきたのであった。
瑠美奈と龍月も一緒にフラクシナスに向かったのであった。
スキット:龍姫達が通っている学校
シング「龍美、龍姫達は学生なんだよな?」
龍美「そうだけど、学校に行きたいの?」
コハク「実は地球の学校てどんなところか気になって」
龍月「そうだよね、二人は星龍と同窓生だもんね」
大龍「なんや、学校に行きたいんかいな、二人どうしてもって言うんやったら」
アンジェ「ダメよと言いたいけど、さっきラタトスクとの協定を結ぶことしたわ、希望するなら学校に行ってもいいわよ、但し、ちゃんと行くのよ」
シング&コハク「はい‼」
ヒスイ「コハク‼」
イリア「うるさい‼」
「そうだ、龍姫達が通っている学校の下見に行ってくる‼」
「行ってらっしゃい」
「コハク、俺も行くぞ‼」
シングとコハクは龍姫達が通っている学校を見てみたいと言うので地球に行くことを許可したフラクシナス艦長のミラは気を付けていくように言い、地球に転送したのであった。
もちろんコハクのことが心配でしょうがないヒスイ二人の後を追ったのである。
ところ変わって鳴流神家では
「龍姫、新しい仲間とはうまくやってるみたいだね」
「フェイトさん、いや、フェイトお姉ちゃん、行ってきます」
「まだ、婚姻届け出してないし、式も一週間先なんだけど」
「もう、フェイトお母さんたら、ボクも行ってくるね‼」
「いってらっしゃい」
時空管理局を退職しまだ正式には席を入れていないが一週間後に正式に席を入れることにしたまだ怪我が治ったと言え療養中の身で顔をサングラスで隠しており、龍姫に自分が身に着けていたリボンを託した龍美達の憧れた女性、フェイト・テスタロッサは美龍飛達作の電動車椅子に乗った状態で龍姫達を見送ったのであった。