緑龍鬼神に喧嘩を売った、狂焔の御子(笑)
恋龍が特地基地の仕事を終えて、シャルロットの故郷に顔を出している頃、龍華が銀髪の少女達に襲われて、元時空管理局のクロノ達に、ボディーガードを頼みたいと言われたが、断って、シャルロットの故郷に向かっていたのであった。
「着いたみたいだが」
「うん、襲われたって聞いてびっくりしたよ‼」
「済まない、心配かけた」
「ところで、誰?」
「ボクは、神気、龍源です」
「ボクは、っと言っても、龍源の叔母の親友だしな」
「はい、行きましょうか」
フラクシナスから転送してきたので、問題なく到着したのだが、恋龍の面影がある龍源を一目見て、恋龍の子だとわかり、自己紹介をしないで、シャルロットの故郷の村に向かったのである。
一足先に着いていた、恋龍とシャルロットはと言うと、
「あ、シャルお姉ちゃんだ‼」
「おう、元気だったか?」
「お帰り、ところで、ちゃんと、働いてるのか?」
「うん‼ ちゃんと、いい仕事に就いてるよ‼」
「ご心配なく、ボクは、シャルロットの同僚で、次元武偵、超神次元ゲイムギョウ界、リーンボックス支部、武偵本部長、神楽堂、恋龍です‼」
「お、これは、ウチのシャルが迷惑かけて、これからもビシビシ仕事をさせてあげて下さい‼」
「ええ、もちろん、此処んところ、基本的に本人が自分から依頼を受けるようになりましたので」
無事にシャルロットの故郷の村に到着し、孤児院に到着していたのである。
久しぶりのシャルロットの帰郷に、孤児院の子供達と院長は久しぶりの再会を喜んでいたのであった。
なんせ、シャルロットは、龍美達に会うまで、エリート教育と言う名目で、国に光焔の御子と祀り上げられてしまっていたので、反動で、ダメ人間まっしぐらだったことを知っているので、恋龍が自己紹介と同時に、シャルロットが元気に、自分と同じ次元武偵として、働いていると教えたのであった。
院長からこれからもよろしく頼むと言われたのであった。
だが、そこに、
「シャル‼」
「等々、ここに来たのか」
「それはどう言う意味です?」
「ぎにゃ‼」
「シャル‼」
シャルロットが何かに気づいて、剣を持って外に飛び出して行ってしまったので、院長が悲しそうな顔で、来たのかと言ったのを聞いた恋龍は質問しようとした時だった、外からシャルロットの悲鳴が聞こえてきたので、恋龍が大慌てで、外に向かって、苦無を打ったのである。
「痛て‼」
「寝てろ・・・」
「ギャァァぁ‼」
「ひえぇぇ(=゚ω゚)ノ‼」
「殺人未遂並びに誘拐未遂で現行犯逮捕!」
「ふざけるな‼」
「大丈夫か‼」
「ああ」
赤い髪の男の右肩に恋龍が打った苦無が刺さり、怯んだので、恋龍が、素手で、シャルロットの顔を踏みつけていた男の顔面に膝蹴りをお見舞いし、そのまま襟を掴んで、送り襟締めで落としたのである。
そこには男の部下であろう鎧の兵士が数十人いたのだが、恋龍の放つ気に恐れをなして、その場で腰を抜かしてしまったのであった。
恋龍は右眼から光を放っている男共々、誘拐未遂並びに殺人未遂で現行犯で逮捕したのであった。
「恋龍さん‼」
「一体何が‼」
「こいつらが、子供達を誘拐拉致しようとした挙句に、シャルロットを殺そうとしたのでな」
「さぁ‼ 立て‼」
「ふざけるな‼ オレは‼」
「御子なんだろ、くだらないな、そんな話するなら、刑務所で、やればいいだろ‼ ボク達は、おまえのわがままに付き合っているほど暇じゃないからな‼ 連れてけ‼」
リーンボックス支部武偵「はい‼」
「ありがとう、けど、また」
「だったら、超神次元ゲイムギョウ界に避難したらどうだ、武偵所に話はつけて置きました‼」
「なんと、それでじゃ、お言葉に甘えさせていただきますぞ‼」
たった一人の女の子相手にみっともない大人が寄ってたかった醜い騒動は、恋龍によって無事に解決したのだが、赤髪の男、ネルガルと言う男は、傲慢な性格で、地位を笠に着て、自らを「狂焔の御子」だと、地球で言うなら、中二病末期だったので、恋龍がくだらないと言い捨て、部下達に連行するように指示を出して、ネルガル達は現行犯逮捕と言うこともあり、そのまま天界の留置所に搬送されて、後日判決を言い渡されることになったのであった。
ネルガルにやられたシャルロットは、怪我は駆けつけて来た龍華達によって治癒術で回復したが、精神的に、ショックを受けたことで、気を失っているので、一晩、天界の病院で、入院することになったのである。
どうやら、院長の話だと、各地で人々が拉致される事件が相次いでいることを聞いた、恋龍は、自身が取締役をしているリーンボックス武偵本部に連絡して、シャルロットの孤児院の子供達を受け入れるように話を付けて、院長と孤児院の子供達を超神次元ゲイムギョウ界リーンボックス武偵所本部に転送したのであった。
シャルが出ない‼
ちょっと、話を変えてます