大龍と王立士官学園の生徒、リーズシャルテ・アティスマータとのエキビションマッチは大龍の勝利で幕を下ろしたのであった。
ところ変わって、アドリビトムでも依頼はあるので、
「済まないね、二人ともあんな馬鹿捕まえるの手伝ってもらって」
「ったく‼ 今度から鎖でつないどけ‼」
「全くだ」
行っているのだが、今回は飛行島組も一緒に行っているようで、くノ一でありながら落とし穴に縁がありすぎる、藤林しいなと、同じく忍者のダージと、霊鳥の獣人であり、姿だけなら老若男女に変化できる、ジェガルに協力を仰ぎ、とある人物を捕まえる依頼を実行していたのである。
その人物の名は、とある貴族の御曹司で、しいな曰く、歩くわいせつ物だと言うことから、レイヴンとアルヴィンと同じオープンスケベであることは確かなことだけは理解した二人は、その情報を頼りに、ルーブル連山にやってきたのである。
「よし、旦那、作戦開始‼」
「ああ」
「よう‼ しいな‼」
「この馬鹿神子‼」
「そう、怒んなって‼ おう、嬢ちゃん、こんなとこにいたら危ないぜ‼」
「(#^.^#)」
「一丁あがり‼」
「なんだ‼ これ‼」
「悪いが、恨まないでもらいたい‼」
「どうなってんだ(=゚ω゚)ノ」
「さぁ、帰るよ‼」
その目的の人物が赤い長い髪を見美かせている男の剣士のようで、ダージはジェガルに作戦開始と告げて、ジェガルに幼い女の子に変身してもらい、しいなに囮をやらせて、その男をおびき出し、女の子に変身したジェガルに気を取られている隙に、ダージが男に縄を掛けて縛り上げて、捕まえたのである。
捕まえた男を連れてアドリビトムのバンエルティア号に帰ることにしたのであった。
「この鬼女‼」
「うっさい‼ 殴るよ‼」
「殴ってから言うなよ‼」
「ほんじゃ、報酬を貰うおうか‼」
「はいよ‼」
「あ~めんどくせ~‼」
アドリビトム組の拠点の戦艦「バンエルティア号」に戻ってきたので、捕まえた男の縄を解き解放したので、しいなが一発、鉄拳で殴って、殴ると宣言したので、男はやってから言うなよと言い、ダージは二人のどつき漫才を見ながら、報酬を提示したので、強いなはダージとジェガルに報酬をしいなkら受け取って、飛行島に帰って行ったのであった。
男の名は、ゼロス・ワイルダーと言うらしく、年齢関係なしに、女性をナンパすると言うくらい、レイヴンとアルヴィン並に女好きな性格のようで、アドリビトム組の女性陣を口説き始めたのであった。
で結局、相手にされなかったのは言うまでもなかった。