超次元kurosu   作:天龍神

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就寝

ヒスイが自分も次元武偵になると言ってフラクシナスを叫びながら走ってどこかへ行ってしまったのであった。

 

その様子を見て呆れ果てていた、フラクシナス戦闘術指南役のアンジールと、ヒスイの実妹のコハクだったのであった。

 

「もうそろそろ、ボクはこれで」

 

「そうか、学校に遅れるなよ‼」

 

「ん? アンジールさん、さっき、学校って」

 

「おまえ達は学校に行ってないのか、龍姫達は来禅高校に所属している、高校生だ」

 

コハク&シング「と言うことは、龍姫達は学生だったの(゚Д゚)ノ<なんだと~‼」

 

龍姫達は明日は月曜日なので先に自宅に帰ることにしてアンジールに挨拶を交わして各自自宅に帰ったのであった。

 

それを見ていたコハクとシングはアンジールに質問したところ、アンジールは龍姫達が都立来禅高校に所属している高校生と言うことを明かしてのであった。

 

それを聞いたシングとコハクはその場で驚いてしまったのであった。

 

「驚きすぎだ‼ おまえ達と歳は変わらんぞ」

 

「そう言えば、自己紹介の時に歳が近かったんだった」

 

「おまえ達も今日はゆっくり休め、次元武偵になったとはいえ、大変なのはこれからだ‼」

 

「はい‼」

 

アンジールは二人のリアクションに冷静に突っ込みを入れて落ち着かせて敢て龍姫達が女であることは伏せて話したのであった。

 

二人は自己紹介の時に歳が近かったことを思いだして、アンジールは二人に今日は休めと指示を出して、二人は宿泊部屋に戻ったのであった。

 

「コハク、龍姫達が通っている学校てどんなとこかな?」

 

「エステルも通ってるしね、明日にでもフラクシナスの人に聞いて見たら」

 

「シング‼ てめぇは外で寝ろ‼」

 

「お兄ちゃん、うるさい‼」

 

「ぎゃぁぁあ‼」

 

宿泊部屋に戻ったシングとコハクは同室だったようで、一応部屋は二部屋だったので壁越しでベッドで寝ながら龍姫達が通っている学校が気になったようで、コハクは明日にでもフラクシナスの人に聞いたらどうかと言って、就寝しようとしたら、ヒスイが怒りながら入ってきて、シングを追いだそうとしていたので、隣の部屋で就寝しようとしていたコハクに蹴り飛ばされて、事なきを得たのであった。

 

もちろん、ヒスイが龍姫が女であることは知る由もなかった。

 

「チェスター、大丈夫かな?」

 

「大丈夫ですよ。龍美さん達がアドリビトムのメンバーの捜索に協力してくれてますし」

 

「うん、チェスターなら大丈夫だね、あ~ぁ、今日は休むとしよう」

 

「そうですね、昨日から大変でしたから」

 

クレスは、宿泊部屋の窓から外に広がる景色を見ながら幼馴染みの弓使いのチェスター・バークライトの無事を案じていたのであった。

 

そこに龍美にゲイムギョウ界について話を聞いていたミントが部屋に入って来て、チェスターは大丈夫だろうとクレスを励まして、就寝したのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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