突然の恋龍の龍神化から元の姿に戻る所を見てしまったピニャは腰を抜かしながら大声で驚いてしまい、部下の女性兵士二人に、ベテランの使用人がすっ飛んでくると言う騒ぎに発展してしまったのが、ロゥリィが自分とは別系統の亜神と言うことで話を付けることで騒ぎを収集したのである。
恋龍はここに来るまでにずっとあの龍の仮面を被っていたので、右紫左碧のオッドアイは見られてないのであった。
「寿命が縮んだぞ‼」
「こんなことで、寿命が縮むか?」
「貴様‼ 陛下になんと言う口の利き方‼ 無礼だぞ‼」
「悪いが、ボクは態度をコロコロ変化させるのが苦手なんだ、済まない」
「聞いていれば‼」
「落ち着け‼ 手を出せば、死ぬぞ‼」
「それと、ボクに対して、敬語はいらない、見たところ、歳が近いみたいだし、それじゃあ、来い‼」
「それじゃあ、また会いましょう‼」
「何だ‼ あれはΣ(゚Д゚)‼」
ピニャはあまりにいきなりのことだったので、息を切らしながら恋龍に怒っていたので、恋龍はマイペースぶりを発揮し、敬語ではなく、いつもしゃべっている話し方でピニャに話しかけてしまったので、女性兵士二人と使用人に注意されてしまったので、恋龍は察して、自身の態度が悪いことを謝罪し、ピニャにいつもの通りにしゃべってくれて良いと言って、窓を開けて、自身の紋章機「クロスキャリバー」を呼び出し、そのままコックピットに乗り込んで、続けて、ロゥリィも乗り込んでハッチが閉まり、みんなが待っている「門」がある特地基地に帰還していったのであった。
「あれ、恋龍の」
「そうだよ‼」
「カッコイイの乗ってるんだ!(^^)!」
「シャルもこういうのが好きなのか?」
「うん‼」
「シャル、龍美達の前では猫被らないのね(=゚ω゚)ノ」
「猫がしゃべってる~‼」
「ぎにゃ~(;_;)/~~~‼」
ちょうど応援部隊としてアイリス達が駆けつけてくれていた所に、恋龍が愛機の紋章機「クロスキャリバー」で帰ってきたのであった。
紋章機「クロスキャリバー」から降り立った恋龍は、シャルロットがカッコイイデザインであろうと茶熊学園の特攻服を自慢してきたことを思いだして、シャルロットもカッコイイ物が好きな女の子なのだと言うことがわかったので、実の妹のように頭を撫でていたので、キャトラが、シャルロットが龍美達の前では猫を被る必要がなくなったことを知ってほっとしていたのだが、そこに避難民の子供達がキャトラが人語を話していたのでキャトラを追いかけ回していたのであった。