超次元kurosu   作:天龍神

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ヒスイのフラクシナス

コハクから実の兄、ヒスイ・ハーツの捜索を依頼された龍姫達はシングとコハクが武器として使っている「ソーマ」と言う物の反応からヒスイ・ハーツのソーマの反応を割り出したら、どう言うわけか、シングが育ったシーブル村の森に反応が出たので、龍姫は真龍婭達に留守番を頼んで、美龍飛と龍華を連れてコハクと、遅れてシングが合流したので、森にヒスイ・ハーツの捜索に向かったのであった。

 

しばらく森の道を歩いていたら、茂みから殺気を感じた龍姫は無殺傷にした愛刀「絆龍」を抜刀し斬撃を放ったら、黒い髪にスキーのゴーグルに、スキーウェアーを着た如何にも場違いな格好の男性が飛び出してきたのであった。

 

その人こそコハクの実の兄のヒスイ・ハーツだったのであった。

 

流石に無殺傷とはいえ斬撃を放ったことは不味かったので龍姫は謝罪しようとしたら、ヒスイは両手首に装備しているダブルボウガンを向けてきたので、コハクが突っ込みを入れる代わりにヒスイにローキックをお見舞いして、ヒスイを黙らせて、龍姫は謝罪し、フラクシナスに帰還したのであった。

 

スキット:龍華の武器

 

ヒスイ「なんだってんだ‼ あんな剣振りましてるから、軽いと」

 

コハク「重かったんでしょ、あれは龍華達かアンジールさんにしか使えない、合体神機って言う武器なんだよ。鎌とかハンマーとか色々あるらしんだけど」

 

龍華「これは過去にケジメを付けた証ですから」

 

シング「そうなんだ~大事にしなきゃ」

 

龍華「はい‼」

 

「どうなってんだ‼」

 

「あら、ヒスイ君‼ しばらくは慣れないと思うけど我慢してね」

 

「おう、帰ったぜ‼ アンジェ、そういや、シングの奴、変な服着てたぞ‼」

 

「あれは、アンジールさんがソルジャー時代に来ていた制服なのよ、シング君は3NDだそうよ」

 

「ヒスイ、俺達、次元武偵の資格を取ったんだ‼ もちろんコハクも」

 

初めての異世界にヒスイは驚きを隠せなかったようでフラクシナスのモニターを眺めていたら、アンジェがやって来てしばらくお世話になることを告げたのであった。

 

ヒスイはふとシングがソルジャー3NDの青紫色の服を着ていたことを思いだしてアンジェに尋ねたら、ちょうどそこにソルジャーの制服を来たシングとコハクがやって来て、アンジェ共に次元武偵の資格が取れたことをヒスイに告げたのであった。

 

それを聞いて黙っているヒスイではなく、

 

「なんだと‼ 俺も次元武偵になってコハクを守ってやるからな‼」

 

「あれがおまえの兄か?」

 

「はい、わたしの兄のヒスイです」

 

自分も次元武偵になると言いだしてどこかへ行ってしまったのを見ていたアンジールとコハクは呆れていたのであった。

 


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