超次元kurosu   作:天龍神

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茶熊学園での隊長首席

龍美達はまた次元武偵達共に新たな依頼が舞い込んできたので、授業が終わり、部活が終わり次第、フラクシナスに集合となったのであった。

 

依頼期限は、今日から二日間なのだが、龍美達の戦力を考えれば、三か所に向かうことなど造作でないのであった。

 

龍美が破軍学園と言う学校に、黒鉄一騎と言う生徒と手合せと言う至って簡単な依頼にだが、油断は出来ないのである

 

恋龍がジュード共に特地と言うエルフなどが生活を送っている所に派遣された自衛隊の手伝いと言う、国家の部隊の手伝いとあって気が引けないのであった。

 

大龍が、王立士官学園と言う、ちょっと変わった学校での依頼らしいのだが、大龍曰く、行ってみた方が早いと言うことは確かなようである。

 

余った龍月は破軍学園に龍美と一緒に行くことになったのであった。

 

破軍学園に行くパーティーメンバーに、ユーリ、オウガ、シャルロット、マリ、カロル、ラピード、赤髪の少年、アイリス、キャトラと言う如何にも仕事に行くと言うより、手合わせをしに行く気満々と言う男くさいパーティーメンバーになってしまったが、後で、ティナも一緒に行くことになったのであった。

 

特地に向かうパーティーメンバーは、綾瀬、ミュゼ、レイア、シノンと言ったどう見ても女性が多い所にジュードが一人で行くのはいかんせんと考えたレイヴンが一緒に行くと言い出したのである。

 

王立士官学園に向かうパーティーメンバーは、ジュディス、エシリア、ツキミ、雷翔、シエル、ナナおれと少ないが、レイヴン曰く、アルヴィンが合流すると言うので、瑠美奈は龍美のパーティーメンバーに入ったのである。

 

そして、今日は、剣道場では、

 

「きぇぇぇぇぇ~‼」

 

「誰~?‼ 鶏か、チョコボ連れてきたの~‼」

 

「あ、申し訳ありません」

 

「なんだよ‼ イサミかよ‼ へんな声出すなよ‼」

 

いきなり聞こえて来た奇声に部活帰りの龍美達が通りかかったので、剣道場に入った所、イサミが竹刀片手に素振りを行っていたのである。

 

知らない人が聞いたら、鶏が鳴いているように聞こえてうるさいのであった。

 

「・・・・」

 

「ったく、今日はその格好か」

 

「誰だ‼」

 

「龍姫に聞いてけど、本当だったんですね、レイヴンさん」

 

「犬に続き、猫の鼻も誤魔化せんか」

 

「レイヴン殿」

 

「リィン‼」

 

「テルカ・リュミレース騎士団、隊長首席、シュヴァーン・オルトレイン、参る‼」

 

剣道場の奥の方からイサミとリィンが見たことのない緋色の鎧を身に纏った男が入ってきたので、龍美が龍姫から聞いていた通りに雰囲気ががらりと変わる、いつもはお調子者のスケベなおっさん、もう一つの顔は、テルカ・リュミレース騎士団、隊長首席、シュヴァーン・オルトレインなのである。

 

イサミとリィン、そして、ラウラも合流し、三体一と言う状況での手合せを行うことになったのであった。

 

 

 




ファルファラが出ません

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