超次元kurosu   作:天龍神

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シーブル村の

コハクから実の兄、ヒスイ・ハーツの捜索を依頼された龍姫はコハクに兄、ヒスイ・ハーツのことを詳しく聞いた後、コハクに同行してもらうことになり、美龍飛と龍華共にヒスイ・ハーツを探しにテレプールからテルカ・リュミレースの裏側のに位置するシングが育ったシーブル村の森に向かったのであった。

 

「この村の奥からお兄ちゃんのいる森に行けるけど、準備は大丈夫?」

 

「一応、お店でアップルグミは買っておこうかな?」

 

「シングはどうしたんだい?」

 

「お~い‼」

 

「シング、その服、何処で買ったんだ?」

 

シーブル村に到着した龍姫達はコハクにアイテムなどの確認は大丈夫かと聞かれたので、ふとアップルグミが少なかったことを思いだして、幸いにもガルドも持っているので村の道具屋でアップルグミを購入して、いざ森に入ろうとしたところで、村の若い男性にシングのことを聞かれた所に遅れてソルジャーの制服を来たシングが合流したのであった。

 

もちろん龍姫達は露出がないロングコートを羽織り、下には黒いTシャツにサラシ型の下着で胸を潰してぺったんこ状態の黒い長ズボンを履いた男装状態である。

 

村の人は物珍しそうに龍姫達を見ていたのは言うまでなかった。

 

そして、シーブル村の森に入って行ったのであった。

 

「コハクさんは、援護をお願いします‼ いらっしゃいませ‼」

 

「コハクは俺が守るから‼」

 

「大丈夫、何のために龍姫までついて来てくれているのかわからないの‼」

 

「取り敢えず、奥に行こうか」

 

シーブルの森は一本道で迷うことはなく強いて言えば分かれ道が一か所だけあるだけなので、ヒスイ・ハーツのソーマが反応があった地点に差し掛かろうとした瞬間、

 

「魔神剣‼」

 

「ぎゃぁぁぁ‼」

 

「お兄ちゃん‼」

 

「コハク‼ 逃げろ‼ こいつらの相手は俺がする‼」

 

「ヒスイ、大丈夫だ、俺達、龍姫達に保護されて、助けてもらったんだ‼」

 

茂見に人の気配がしたので龍姫はそのまま斬撃を放ったら、長身のスキーウェアーらしき服装にゴーグルを着けている男性がコハクの前に飛び出してきて、得物であるソーマを龍姫に向けたのであった。

 

そう、何を隠そう、コハクの実の兄、ヒスイ・ハーツご本人だったのである。

 

もちろん無殺傷で放っているので死ぬことはないのであった。

 

シングがヒスイを説得し始め、しばらくして、

 

「済まなかった‼ 俺の名はヒスイ、妹が世話になったらしいな」

 

「改めて、ボクはラタトスクに所属している流星の絆の大将、次元武偵、鳴流神龍姫です」

 

「妹の美龍飛です」

 

「同じくラタトスク、獅子神龍華です」

 

「コハクが世話になってるなら、俺も世話になるわ‼ よろしくな‼」

 

ヒスイは落ち着きを取り戻して、ソーマを納めて、龍姫に謝罪した後に自己紹介したのである。

 

龍姫達も自己紹介をし、ヒスイをフラクシナスに連れて行くために一旦村に戻ったんである。

 

「おばちゃん、行ってくる‼」

 

「気を付けていくんだよ‼ あの子の事頼んだよ‼」

 

「はい、転送‼」

 

「シング、いいところに保護されてよかったな」

 

シーブル村の人達に挨拶を交わし、テレパイプでフラクシナスに帰還したのであった。

 

 

 

 

「」

 

 


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