超次元kurosu   作:天龍神

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夜が更けて

ティナは従姉妹で自分より背が高い天龍と一緒にお風呂を楽しんでいたのである。

 

そこに、勇龍が入っていたので、初対面だったこともあり、お互い自己紹介を行い、勇龍が養子であることを明かしたが、ティナは従姉妹が増えたことが嬉しかったのである。

 

「そう言えば、龍月さんは?」

 

「茶熊学園は全寮制だから」

 

「そうなんですか‼」

 

「ティナも茶熊学園から誘いがくると思うよ‼」

 

「はい‼」

 

ティナは龍月がいないことに気が付いたので、星龍が茶熊学園が全寮制であることを説明し、いつかはティナも茶熊学園から誘いが来るだろうと言ったのである。

 

ティナは茶熊学園から誘いが来ることを心待ちにしていたのである。

 

こうして、楽しい従姉妹の入浴が終わり、

 

「此処で寝てね」

 

「ありがとう、そう言えば、ゲイムギョウ界って、どんなとこ?」

 

「そうだね~、話すと長くなるし、明日、話してあげるね」

 

「うん‼」

 

ティナを現在茶熊学園で寮生活をしている龍月の部屋に泊まらせることにしたのである。

 

龍月に部屋は茶熊学園入学前から変わっておらず、いつでも龍月が帰ってきてもいいように、妹達で掃除をして、いつも清潔にしているのである。

 

ティナはベッドに座り、天龍にゲイムギョウ界はどんな所なのかと質問したのである。

 

天龍はゲイムギョウ界について話すには今日は遅いと言って、明日、話すことを約束したのである。

 

ティナの両親はどう言った理由なのか、新婚二十年を迎えた記念で旅行中だと言うので、しばらく獅子神家に居候することを決めたのである。

 

叔父のブラッドは飛行島の宿屋に寝泊まりすることになったのである。

 

こうして、ネオン島での戦いは幕を下ろしたのである。

 

コステロとナーペルはと言うと、

 

「くっそ~‼」

 

「このまま、終わったと思わないでね、ふあはは(*^^*)」

 

取り調べ後、調書を作成されて、近々、天界の裁判で被疑者として出廷し、そこで判決を言い渡されることになったのである。

 

現在、コステロの一見達共に留置場で拘束されているのである。

 

それから、翌日を迎え、

 

「龍美さん達‼」

 

「どうした‼ 敵襲か‼」

 

「いえ、龍美さん達に、折り入って、お話をしたい人が」

 

「わかりました」

 

いつもの日常に戻っていた龍美達にまた、次元武偵の仕事が舞い込んできたのである。

 

ゲオルグがカムイに敵襲かと聞かれたので、龍美達に話があると言う人物が来校していると言うので、龍美はカムイのそう用件を飲み、学園の学長室に向かったのであった。

 

 

 

 


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