ネオン島のマフィア、コステロは龍神化している龍美達の殺し文句で失禁してその場に崩れ落ちて、逮捕したところに、アイリス達が到着したのだが、事情を知っているアイリス達は気が付いていたが、龍神を初めて見る、ブラッド達はきょとんとしていたので、龍月が敢て気づいていない振りを辞めて、ブラッドに叔父さんと呼んだのである。
そこに、ちょうど、ツクヨミこと龍月の実母、明が姿を見せたので、ブラッドは顔を青ざめていたのであった。
「久しぶりに、一番上のお姉ちゃんに会ったていうのに、相変わらずなのね」
「お母さん、明が本名だよね?」
「そうよ」
「伯母さん‼」
「久しぶりね、ティナ」
「なるほど、通りで剣術が出来るわけね(´・ω・`)」
久しぶりの姉弟の再会を果たしたのだが、龍月は、母の名が日本特有なことに気が付いたので、聞いてみたら、明が、本名で、ブラッドは正真正銘の弟だと答えたのである。
そう、龍月とティナの関係は従妹同士なのである。
カッコつけの弟を見て、呆れていた明は、久しぶりの姪っ子との再会を喜んでいた所を見ていたファルファラは、ティナが剣術の手ほどきを受けていた理由がわかったのである。
「そう言えば、ナーペルは?」
「ユーリさん達がボコボコにしてますよ‼」
「そうだわ‼ 久しぶりに会ったんだし、家に来ない?」
「やったぜ‼」
「助けて・・・」
ファルファラが追いかけていた精霊ナーペルはもう既に部屋にはいなかったことを教えた龍美は付け加えで、ユーリ達がとっつ構えている頃だと教えたのである。
久しぶりに姪っ子と弟に再会を果たした明は晩御飯をご馳走するとティナとブラッドに言い、黒い蝶々が飛んでいたが、誰も気が付ていなかったのである。
龍美達がコステロを捕まえる数分前~
「さて、あとは、コステロに任せてと」
「ナーペル」
「‼」
「誰だ‼」
「はしゃぎすぎたな、ナーペル、そろそろ舞台からおりてくんねぇかな?」
「ボクを殺す気か‼ やってみろよ‼」
「悪いが、精霊の王直々にやるしかないようだな」
「そんな、嘘だろ・・・此処に居るはずがない・・・」
精霊ナーペルはネオン島のマフィア、コステロ達を捨て駒にして逃走を計ろうとしていたのだが、精霊の王である、綾瀬とあの姉である、ミュゼにはもうとっくにばれていたこともあり、ユーリがニバンボシ片手に、ジト目で殺し文句を行って迫って、ナーペルは泣きじゃくりながら、ユーリ達の手によって逮捕されたのであった。
こうして、ネオン島の激闘?を終えたのであった。