ネオン島のマフィアを逮捕もとい、殲滅しにやってきた龍美達だったのだが、アイリス達が真っ正面から行く正面突破を決行してしまったので、自分達は敢て、誰もいないことにを利用したのと、目立っているからこそ見えないと言う島特有の雰囲気を逆に利用することを思い付き、龍神化しても誰も気付かったので、屋上と言う普通の人間では考えない方法で最上階に突入したのであった。
「ドン‼」
「貴様ら‼ 誰だ‼」
「あなたのような、者に名乗る名など、生憎、持ち合わせたいない‼」
「はしゃぎすぎた・・・」
「コステロ‼」
「そろそろ、舞台から降りてもらいたいんだけど?」
「やっちまえ・・・?」
「さっき、おまえの子分達は就寝している、しばらくは寝たままだ‼」
やはり屋上は見張りを置いてなかったので、コステロがいる部屋にそのまま真っ直ぐ廊下を突き進んで行き、襲い掛かってくるマフィアの構成員達をものともせず、素手で気絶させながら、コステロのいる部屋のドアを愛刀で斬り捨て、コステロとご対面を果たしたのである。
コステロは龍の仮面を被っている龍神化している龍美達を見るなり平然とした態度を取っていたが、内心では冷や汗を掻き、失禁寸前だったのである。
もちろんお約束のユーリ直伝の殺し文句を行って、降伏を求めたが、コステロは奥の手を隠し持っていたのである。
「うぃ~い‼」
「あはははは(*^^*)‼」
「ガタッ‼」
「ガッチャン‼」
「何だと(=゚ω゚)ノ<なんだと~‼」
「本気出すまでもない‼」
ネオン島らしく金ぴかの巨大蠏型兵器が現れ、コステロは死亡フラグを建設し始めて、龍美達が出現と同時に攻撃し、解体ショーと化していることすらわかないほど、龍美達が一斉に指パッチンをした瞬間、タダの鉄の山と化していたのである。
コステロはその場で尻もちをついて、絶叫していたのである。
「なんだよ‼」
「これは一体? あなた達は」
「誰ですか?」
「さっき会ったばかりなのに、覚えていないのか、この姿で会うのも初めてだったな、お・じ・さ・ん‼」
「はぁ?」
「久しぶりに聞き覚えの声がすると思ったら、ブラッドとはね」
「げ‼ 姉ちゃん‼」
ちょうど片付け終えた所にアイリス達が到着したのだが、龍神化している龍美達が居たので、ティナが誰だと質問したので、騎士王黒龍神の姿の龍月が仮面を外し、自分が龍月であり、そして、ブラッドの姪であることを明かしたのだが、ブラッド本人が気づいていなかった所に龍月の実母、明が姿を現したことでブラッドは気が付いたのであった。