ネオンの島のマフィアのボス、コステロと精霊ナーペルを逮捕するために乗り込むことにしたのであった。
アイリス達が招待状を貰ったことで先に乗り込んでいると言うよりかは、次元武偵達の作戦から外されている状態で行うことになっていたのだが、幸いにも、龍美達が全員揃っているので、さほど、問題ないのである。
「おまえら‼」
「恋龍さん‼ あれ? ほかの人たちは?」
「あ、二手に別れることにしたから、流石に窃盗はダメだ。そうだ、ちょっと、待ってろ‼」
「ねぇ、あの子、信用して大丈夫?」
「大丈夫よ、アタシ達の仲間なんだから‼」
「そうなのか‼」
ネオン島に到着して早々に、アイリス達を見つけたのだが、金髪のジュディス並のプロポーションを見せつけている美女と、アンジールとジェネシスがこの場にいたら、チョコボ頭と呼ぶであろう髪型にゴーグルをした青年が一緒にいたので、恋龍がこれから行われる行為を予測できたので、辞めさせて、急遽、フラクシナスに連絡して、ある物を転送してもらうことを思いついたのである。
金髪の二人組は龍美達とは初対面だったこともあり、信用に欠けていたが、キャトラが説明したことで、信用が出来たのである。
「完了・・・壊すなよ‼」
「はいよ‼ 乗れ‼」
「スゲ~‼」
「自衛隊が使っている車両と同じ物だ‼ シートベルトを着用しろ‼」
「OK‼」
「行くぜ‼」
フラクシナスの村雨から送ってもらったのは、自衛隊が使う緑色の乗用車であった。
流石に自家用車のあの戦闘バイクでは全員が乗れないので、こういうこともあらうかと、中古車販売でなぜか、型落ちと言う理由で安く購入できた車なので、後には軽く大の大人が十人くらい乗れるスペースがあるのでそこに全員が乗って、乗る必要がない、龍美達はあのバイクをアイテムパックから取り出して、目的地のビルに向かったのであった。
「到着‼」
「ありがとう‼」
「助かったわ‼」
「ブラッドちゃん~」
「うわぁ~アナゴ族の人ですか・・・?」
「よかった」
「ティナちゃん‼」
「この子が、初めまして、ボクは鳴流神、龍美って言うんだ、アイリス達の知り合いなんだ~」
「わたし、ティナって言います」
無事に目的地に到着したので、車から降りて、アイテムパックに閉まって、ある場所に来たのだが、そこには、ブラッドが兄と慕うアナゴ族のような雰囲気を出しているスーツの男と、保護対象の100億の少女、ティナが先に居たのである。
龍美はマイペースぶりを発揮して、ティナに自己紹介をしたのであった。