極東支部到着した龍美達は仲間達ともにゴッドイーターの加勢に入っていたのである。
アラガミ相手にも魔物と同じように、油断しないようにしながら、仲間達との連携を取りながら、大将格のアラガミである、ヤクシャと呼ばれている片腕が銃になっている人型のアラガミを討伐することにしたのである。
ゴッドイーターは神機を変形しながら捕食を行い、バースト状態になっていたりしていたのである。
もちろん、小型のアラガミもいるので、周りを警戒しながら戦うことにしたのである。
「纏めて、やっちゃていい‼ 狂気と強欲の水流。戦乱の如く逆巻く、タイダルウェイヴ‼」
「スゲ~(=゚ω゚)ノ‼ なんだ‼」
「オイオイ、やりすぎやしねえか?」
「消火、完了‼」
「いや、討伐完了です」
「シエル、ボケないで」
痺れを切らしたリタが纏めて倒すと言い出したので、龍美達はリタがこれから発動する魔術が予測できたので、リタの魔術の攻撃範囲から避難して、ほかの人達も気づいたので避難したのである。
龍美達の予想通り、火属性の攻撃を多用するラヴァーナにリタが発動した魔術は、通称「魔術洗濯機」と呼ばれる水属性魔術でラヴァーナと小型のアラガミを求めて討伐してしまったのであった。
龍美が火が消えていることを言って、シエルがツッコミを入れるつもりが、真顔でボケ出すと言う事態に陥ってしまったのであった。
「助かったよ、オレ、藤木コウタ、よろしくな」
「これはどうも、ボクはアリサの親友の、鳴流神、龍美、よろしくね」
「お姉ちゃん、サカキ博士に報告しなくていいの?」
「そうかな~」
「おい、なんだかわかんねぇけど、着いて来てもらうぞ」
「帰りて~‼」
ラヴァーナが消えて行くのを確認した龍美達は得物を粒子化して、ゴッドイーターでアリサの同僚のコウタがお礼を言いに来てくれたので、龍美もどういたしましてと言ったのである。
龍姫がサカキ博士に報告しに行かなくていいのかと、質問したところで、事情を説明するために、極東支部の建物に行くことになったのだが、シャルロットは口では悪態を言いながら、キッチリついて来てくれたのである。
「よく、来てくれたね、あれから何年ぶりかな?」
「え~と、三年くらいですかね。お久しぶりです、サカキ博士」
「龍美君も元気そうで何よりでよかったよ、それにしても、君が医師免許を修得しているとは」
「これでも、まだまだですから」
「そうか、報告もしてくれたし、積もる話があるが、また今度」
「はい‼ 失礼します‼」
龍美はサカキ博士の部屋に呼ばれてサカキ博士に先ほどの戦闘の報告を済ませて、部屋を後にしたのであった。