ナイトハルトがいとも簡単に龍美にコテンパンにされて全く授業にならかったので、結局、合同で普通に体育の授業を行っていたのであった。
龍美に絞め落とされたナイトハルトは自分が龍美達の実力に遠く及ばないと言う現実を茶熊学園学長、カムイから宣告されてしまい、保健室のベッドの上で、燃え尽きてしまったのであった。
地球でも妹達の耳にも入っていたので、楽しんで会話をしていたのであった。
「ちょっと、いいか?」
「どうしたんですか?」
「少し、わたしに付き合ってくれないか?」
「いいですよ‼」
「済まない‼」
龍美達もお昼休みだったので、茶熊学園の食堂で自作したお弁当を持ち寄って食べていたのであった。
ゴッドイーター組も弁当を自作して持ってきたので、料理上手達が見て、良い評価だったで、シエルはぎこちないが喜んで、ナナもおでんパンと言う、何故、煮物とパンが合体してしまったのだと言う料理以外を作れるようになったらしく、今では、至って普通のお弁当を作れるようになったのであった。
アリサが茶熊学園に二人になってしまったので、お互い困っていたので、龍美が二人に、Gアリサに「雷翔」閃アリサに「真由」とニックネームを付けてあげたことで、茶熊学園での二人の愛称として、伝わったのであった。
そこに、ラウラが深刻そうな顔でアイリス達の下にやって来て、付き合って欲しいと言ってきたので、アイリス達は二つ返事で承諾し、お弁当を食べ終えて、同行していったのである。
どうやら、ラウラは自分でもソウルボードに関する事柄に疎い自分に気づいたようで、文化祭の襲撃事件での、龍美達をはじめとする生徒との実力の差を思い知らされたことで、自分が見て来た世界が迫ったのだと、実感していたのである。
それは、ラウラだけは無く、トールズ士官学院からやってきたメンバー全員が抱えている問題なのである。
あれから、ソウルボードにはルーンが嵌っていたのだが、まだ、ルーンの光を放つことが出来ないでいたのである。
「此処なら、問題ない、では、始めるぞ‼」
「ちょっと‼ いきなり、剣抜かないでよ‼」
「‼」
ラウラに連れて庫らた場所は、アラマキ島の浜辺で、何もないことを確認したラウラは、いきなり大剣を構えたので、キャトラが突っ込んだのであった。
ラウラは、己の剣に行き詰っていることに思い悩んでいるのであった。
赤髪の少年はラウラの行動を見て、
「‼」
「では、参る‼」
自身も剣を構えて、ラウラと手合せをすることにしたのであった。