ナイトハルトが龍美に喝を入れるつもりが逆に服の襟を掴まれてmそのまま送り襟締めで絞め落とされると言う事態に発展してしまい、トールズ士官学院の学生だったリィン達は言葉がないまま、顔を青ざめており、逆に茶熊学園の生徒一同には好評だったのであった。
龍美に絞め落とされたナイトハルトが目を覚ましたのが、
「此処は・・・」
「おや、随分と寝ていたんですね。此処は保健室ですよ」
「何故、わたしが此処で寝ている?」
「何故って、あなたは、龍美さんにコテンパンにされて、運び込まれたんですよ‼ 龍美さんは医者ですからね」
「・・・・」
「どうしたんですか?」
「この・・・この・・・わたしがぁぁぁっぁ(゚Д゚)ノ<なんだとぉぉおお‼」
「相当、ショックだったんですね、井の中の蛙大海を知らずとは」
学長の熊のカムイが横に立っていたので、ナイトハルトが自分がどうして保健室のベッドで寝ているのかと質問したナイトハルトに、カムイは龍美に完膚無きまでに負けて、いとも簡単に絞め落とされて、挙句の果てに、龍美におんぶで運び込まれると言うとても教官として恥ずかしいことになっていたことを告げられて、ナイトハルトは保健室で大声で叫んだ後、酷く落ち込んでしまったのであった。
カムイはナイトハルトが井の中の蛙大海を知らずを身を持って知ってしまったことに気づいたのでそっとしておくことにしたのであった。
一方その頃、
「お姉ちゃん、トールズ士官学院の教官、倒しちゃった・・・」
「流石、お姉ちゃんですね」
「喧嘩売った、教官の顔を見てたい」
「それは良いね」
「そうですね、身の程知らずの御顔を拝見したいですわ‼」
「龍姫さんに喧嘩売った馬鹿か、面白そうだな‼」
地球の都立来禅高校ではお昼休みだったので、通信端末に入って来ていたメールを見て、龍美がトールズ士官学院のナイトハルトを絞め落としたと書かれていたのと、絞め落とされた、ナイトハルトの写真まで送られて来たので、一同は大笑いしていたのである。
もちろん、ルークもこういったことは大好きなようで、ゼルと一緒にナイトハルトを笑っていたのであった。
スコールはライオンの話ではないので、話題に入らず、黙々と、食堂で注文した料理を食べていたのであった。
アーヴァインはセルフィとナイトハルトの実力は本当に大丈夫なのだろうかと、笑いながら楽しく会話を楽しんでいたのであった。
「笑っちゃダメですよ(#^.^#)」
「そう言う、エステルも、笑ってるじゃない!(^^)!」
エステルとティアはいつの間にか仲良くなって今では、こうして笑いながら話せる間柄になっていたのであった。