超次元kurosu   作:天龍神

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女子寮の夕飯

新しく、金色の狼に変身することが出来る、礼儀正しい、少年、エイジ、同じく、白鳥に変身することが出来る、少女、パルメが、新しく次元武偵の仲間入りを果たしたのであった。

 

「わたし達は、飛行島を拠点に」

 

「それじゃ、ボク達は、茶熊学園に戻らないと」

 

「カムイの奴、心配しているだろうからな」

 

「あと、ゲオルグが痺れ切らしてる頃ね」

 

「また、一緒に」

 

「近いうちにね」

 

「パルメ、今度はちゃんとした服着ないと、襲われるで・・・!(^^)!」

 

「・・・・」

 

エイジとパルメは、飛行島を拠点にして、仕事をすることにしたようで、龍美達も、茶熊学園に戻ることにしたのであった。

 

相変わらずの大龍の暴走だったのであった。

 

そして、その日の夜、

 

「龍美‼ 飯‼」

 

「はい、はい、まだあるから‼」

 

「龍美さん達の料理は、ヘルシーなのに、美味しいですね」

 

「エクセリア、龍姫達とは仲良くしてる?」

 

「え~と・・・」

 

「大丈夫よ、龍姫達は、龍美達の」

 

「妹達なんですから‼」

 

茶熊学園の女子が一堂に会して、龍美達が作った、ヘルシーな料理を食べながら会話を楽しんでいたのであった。

 

もちろん、龍美が、龍姫に持ってこさせていた実家の夕飯のおかずも一緒に食卓に出されていたので、特に、牛肉が好きなシャルロットが、お代わりするほどらしく、肉は豚肉と鶏肉なのに、シャルロットは、二杯目をおかわりしていたのであった。

 

専属の料理人が就いていた竜の国の王女、エクセリアも大絶賛だったようで、龍美は徐に、エクセリアに、妹達とは仲良くしているのかと、質問したところ、エクセリアは、なぜか、顔を赤くしていたので、キャトラとアイリスは、龍姫達が、龍美達の実の姉妹であることを明かしたのである。

 

すると、

 

「・・・・」

 

「どうしたんです、みなさん?」

 

「おい、お代わりまだか?」

 

「もう、綾瀬、あなた、何倍目なのよ‼」

 

「と言うことは・・・」

 

しばらく、龍姫達の招待を知らなかったメンバー全員が固まっている中、相変わらずの大食いと天然ボケをかましている、綾瀬は、ミュゼに注意されていたのであった。

 

しばらくして、何かに気が付いた茶熊学園女子達は、

 

「うん、龍姫達は、そこいらの男より強い、女の子だよ‼」

 

「普通、気が付くと思うけどね」

 

「えぇえええええええ(;゚Д゚)‼」

 

女子寮に響く大音量で大声を出しながら驚いてしまったのであった。

 

こうして、楽しい女子会のお食事会は無事に(?)幕を閉じたのであった。

 

茶熊学園はまだ、始まったばかりなのだから

 

 

 

 


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