超次元kurosu   作:天龍神

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レノの企み

レノに呼び出されたパルメが心配になってしまった龍美達は、パルメが向かったレノとの待ち合わせ場所に向かっていたのであった。

 

スキット:レノの企み

 

エイジ「あいつ‼」

 

ユーリ「予感的中ってのは、こういうことか」

 

龍美「何故、パルメだけに限定したのは」

 

ジュディス「あの子が、人を疑うことに慣れていないから」

 

大龍「あんな男に、パルメは寄越さへんで~<`~´>‼」

 

レイヴン「今回ばかりは、おっさんも本気で行くわよ‼」

 

カロル「この二人は何処に目をつけてるの?」

 

「来たか」

 

「来ましたけど?」

 

「では、始めようか‼」

 

「蒼破‼」

 

「‼」

 

「パルメ‼ 大丈夫か‼」

 

「エイジ‼ それにみんな‼」

 

「何故、わかった?」

 

レノに呼び出されたパルメは疑うこともしないで近づいてしまったのであった。

 

その瞬間、レノが翼を持った獣人に変身したのである。

 

その光景に驚いてしまったパルメは腰が抜けてしまったので、動くことが出来ずに襲われてしまったのであった。

 

間一髪の所で、ユーリが真空の斬撃を放って、隙を作って、エイジがパルメを救出したのである。

 

レノは自分が企んでいた計画がばれたことが信じられなかったのであった。

 

「ごめんなさい、あなたのこと、気になったの」

 

「調べさせてもらいました、レノさん、違法な研究していたんですね」

 

「逃げようなって考えなさんな」

 

「こうなった以上は」

 

「お決まりの筋書き通りだぜ‼ ルドガー、あれ、準備出来てるよな?」

 

「ああ」

 

「それは何ですか?」

 

「うぉおおぉおお‼」

 

ジュディスがお得意の皮肉った物言いから入り、龍美達が調べていたことを明かして、レイヴンが逃げても無駄と宣告し、レノが咆哮を上げたので、ユーリはルドガーに例の物は持っているかと確認を取り、ルドガーはあの銀色の懐中時計を取り出し、強く握ったのである。

 

エイジとパルメはルドガーの懐中時計が気になっていたのだが、その理由を知ることになるのであった。

 

「骸殻装着、完了‼」

 

「嘘‼ ルドガーさんも‼」

 

「どうしようかな?」

 

「どうせ、ばれることや、やっちゃった方が気が楽や‼」

 

「と言うことだから、みんなには秘密にしてね‼ セットアップ‼ さて、始めようか、楽しい宴よ‼」

 

「ぎにゃ~(;゚Д゚)<ぎにゃ~‼」

 

「嘘ですよね、みなさん‼ やってやるぜ‼」

 

懐中時計が光り出し、そして、漆黒の鎧を身に纏ったルドガーが現れて、龍美達も一斉に龍神と化したのであった。

 

初めて、龍美達の龍神化を目の当たりにしたアイリス達は目が点になってしまったのであった。

 

 

 

 


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