突然の幼馴染みとレイヴンが合流すると言うハプニングが起きようが、動じない龍美達は、現在、金色の狼に変身して戦う少年ともに、魔物の群れを一掃することになったのであった。
「魔神剣‼ 魔神剣・双牙‼ 魔神連牙斬‼」
「え‼ あれは?」
「ボッサとすんな‼」
「がルルル‼」
「ごめんなさい(;゚Д゚)‼」
龍美を含む剣士は斬撃を放ちながら、襲ってくる魔物の群れを片付け始めたので、避難していたパルメは見たことない技だったので、驚いてしまったので、ボッサとするなとユーリに怒られて、ラピードに吠えられて、岩陰に隠れたのであった。
レイヴンはパルメが前線離脱したので一緒に離脱しようとしたのだが、カロルに制止されてしまい、結局のところ、狼に変身している少年共に魔物の群れを片付けたのであった。
「・・・・」
「あのさ、一緒に行かない?」
「?」
「ったく、変身が出来るからってよ、何もオレ達を嫌う意味はねぇだろ」
「わかった、わたしが話す‼」
魔物の群れを片付けた一行は金髪の少年が元に戻ったので、話を聞くことにしたのだが、警戒しているようで、二人とも黙り込んでしまったので、気にしていないことを話して、パルメが話をしてくれることになったのであった。
「先祖返り?」
「なるほどね、あなた達は何か悪いことをしたのかしら?」
「ジュディスさん」
「そうだよな‼ あ、オレはエイジ、よろしくお願いします‼」
「ボクは、凛々の明星の首領で、茶熊学園生徒、カロル」
「ボクは、神楽堂恋龍だ」
どうやら、先祖返りと言うもので、エイジは先ほどの金色の狼に変身して、パメラは白鳥に変身できると言う、特異体質なのだと、説明されて、龍美達は、自分達も龍神化できるので、二人の秘密にしたがることはわからないでもないので、お人好し一行と言うこともあって、受け入れたのであった。
パルメの頼み事を終えた一行は村に戻ることになったのであった。
そして、その日の夜、
「さてと‼」
「隠密行動するとは、流石の黒衣の断罪者さんやな、けど、僕らを出し抜くには、少しうるさかったようやな」
「ったく、急ぐぞ‼」
レノがパルメに一人である場所に来て欲しいと話していたのを聞いていたユーリはお得意の単独行動でその場所に行くことにしたのだが、龍美達にはお見通しだったようで、村の入り口の門の前に先回りして待っていたので、ユーリは呆れてしまい、急ぐことにしたのであった。
もちろん、エイジも行くことになったのであった。