ハイデルベルグの王城にて、奪還戦を繰り広げている龍美達の下に、またも銀髪の斧を片手に持った男が乱入してきたので、龍美が魔物の群れを一掃してほしいと言ったところ、戦闘狂だったようで、片っ端から攻撃をしていたのであった。
そこに、戦いに乗じて、またあの人物がやってきたのであった。
「今度こそは、この手で‼」
「魔神剣‼」
「ギャァァΣ(゚Д゚)‼」
「何か、巻き込んじゃったけど、いっか(^-^)‼」
「良くねぇだろ<`~´>‼ コケにしやがって‼ これで・・・」
そう何を隠そう、あのマジック・ザ・ハードの手下で、ストーカー扱いを受けて、智龍が龍神化することになった原因を作った張本人、リンダはまたよからぬことを思いつて、現在、仮面狂言集団と龍美達との戦闘真っ最中に乱入して、鉄パイプでエシリアを背後から攻撃しようとしていた所、龍月が放った斬撃に反応したエシリアがわかして、リンダに直撃し、龍月に放置プレイされて、怒りが露見してしまったリンダは、あの円盤を取り出して、使ってしまったのであった。
それが、命取りになるとは、リンダがする由もなく、
「生かして返さん‼ ア イ テ ム な ぞ 使 っ て ん じ ゃ ね え !‼‼‼‼‼」
「ぎにギャァァぁぁΣ(゚Д゚)‼」
「あの方は何をしてこうなったんですか(´・ω・`)?」
「ルウシェ、良いから、戦闘に集中してね」
一瞬でリンダの間合いに入り、胸倉を掴んで、叩きつけて、そのまま、持っていた斧による、特大ホームランと言う、強烈な連続攻撃を喰らったリンダは、何をしに来たのかと言うくらいに、ハイデルベルグの王城の外まで吹っ飛ばされたのであった。
言っておくが、一応リンダも女のだが、ここは運が悪く男だろうが女だろうが関係ない合戦場である以上は、魔物を召喚するためのあの円盤を使ったリンダの自業自得なのは目に見えているので龍姫達は見なかったことにして、仮面狂言集団との戦いに戻ったのであった。
ルウシェは何故、リンダがぶっ飛ばされてしまったのか、わかっていなかったようで、龍月に注意されて、戦闘モードに移行したのであった。
「そうだ、シャル、あれ、出来るよね?」
「なんだ~? シャル公、龍美に教えてもらっていたのか?」
「しゃあねぇな、飛ばしてきますか‼」
「ぎにゃぁぁぁ(゚Д゚)ノ‼」
「あれは、たしか、龍美さんが見せたあの」
「オーバーリミッツ‼」
龍美は何食わぬ顔でシャルロットにあれと言って、シャルロットは理解したようで、オーバーリミッツLv3を発動したのであった。
快進撃の幕が上がったのであった。