ハイデルベルグの王城奪還作戦を開始した龍美達はフラクシナスの転送ルームからハイデルベルグの王城に潜入することにしたのであった。
もちろん、紋章機を使って潜入することは可能だが、それは龍美達だけの時だけで、紋章機から飛び降りなけらば、ならないのと、龍神であることは、アドリビトム組でも明かされていないこともあって、余計に混乱を招いてしまう恐れがあるので、この方法を取ったのであった。
「ここまでか・・・」
「豪烈‼」
「ボクも、弓で、疾風‼」
「ウッドロウ様‼ それに」
「済まない、皆、ここまで持ち堪えてくれたことに感謝する」
「久しぶりだな、アシュレイ、裏切り者‼」
「裏切り者!?」
「オレは、おまえ達を裏切った覚えはない‼」
「いい加減にしねえと、怪我だけじゃすまねぇよ‼」
「チッ‼」
無事のハイデルベルグの王城の上空から潜入に成功した龍美達は死闘を繰り広げていたハイデルベルグの兵士達の助太刀に入り、龍美も今回ばかりは、可変式の弓を実体化し、三連射して、魔物を一掃したのであった。
そこにあの仮面集団の僧侶がやって来て、アシュレイを見つけるなり、裏切り呼ばわれし出したのだが、アシュレイは最初から教会のことは信用していなかったらしく、詳しいことはハイデルベルグの王城奪還戦を終わらせてからと言うことになり、仮面集団こと、狂言教会との戦いの火蓋が切って落とされたのであった。
「こういうのは、大将倒したらいいんだよ‼ 魔神剣‼」
「アルマの力、存分に味わうといいだろう‼」
「ねぇ、アルマって、そのスタンドのこと? 水属性で殺してくださいって‼ 氷月刃‼」
「何‼」
「スタン‼ って言わなくても、魔物を片付けてくれているのね」
「おりゃ‼」
長期戦に持ちこまれると厄介なので、短期決戦で終わらせたいので、敵将を捕まえることにしたのであった。
龍美は集団戦と言うこともあって、弓から、使い慣れている日本刀に持ちかえて、魔物を倒しながら、ソウルが形を成した物、アルマ、龍美達はスタンドと呼んでいる、物体と戦いながら敵将を見つけることにしたのであった。
敵のアルマはマグマジンの紫色バージョンなので、火属性では、スタンとオウガシャルロットには分が悪いこともあって、ほかの魔物を討伐して欲しいと指示を出そうとしたが、言わなくても火属性が有効な魔物を片っ端から討伐してくれていたのであった。
アルマ以外にもいろいろな魔物が出現してくるのは変わらなかったのであった。