ハイデルベルグにて、突然の襲撃事件の現場になってしまった王城では、兵士達と、鉄仮面集団との攻防が行われており、主、ウッドロウ・ケルヴィンの行方を追うことにした一行は、龍美達に案内されるがまま、ついて行ったのであった。
スキット:別に
リオン「そう言えば、どうして、おまえ達がついて来ている?」
ルウシェ「ウッドロウ様には恩がりますので」
アシュレイ「そう言ことだ、オレ達に関わると言いたいところだが」
ルーティ「さぁ~、行くわよ!(^^)!」
スタン「アシュレイ、ダメだと言ってもオレ達は付いて行くからな‼」
キャトラ「そう言うこと‼」
「ウッドロウ様、わたしが不覚を取ったばかりに」
「いや、チェルシー、君がいたから、助かったのだよ」
城から一緒に逃げ出したピンクの髪の少女は逃走していた道中で、走って逃げていたらしく、勢い余って、ピンク髪の少女は急勾配の坂から転げ落ちてしまい、到達点にあった、岩と切株に右足と左腕を強打してしまったようで、出血と骨折で動けなくなってしまったのであった。
少女は自分を置いて行くようにウッドロウに言ったのだが、流石のウッドロウでも、少女を置いてけぼりにする訳にはいかないので、少女を抱きかかえて逃げることにしたのであった。
そして、大木の陰に身を潜んんでいたのであった。
「こっち‼」
「わかった‼」
「龍美ちゃん‼」
「スタン君‼」
「なんや、知り合いかいなスタン君?」
龍美達の龍神の能力を持ってすれば、雪に紛れた匂いを追うのは容易かったのと、出血していたらしく、雪が上から積もっていたが、ちゃんと、流血の痕跡があったので、後を追うだけになって、龍美達はウッドロウを見つけることが出来たのであった。
そして、龍美とジュードは、応急処置に入る用意を行い、ウッドロウとスタンが顔見知りだったことが判明し、大龍がツッコミを入れたのであった。
「済まない、オレ達がおまえの城で泊まったばかりに」
「すいません_| ̄|○))」
「これは、キミ達が気にすることではないでくれ、それより、チェルシーは?」
「今、龍美とジュードが治療してる、安心しな」
「そうか」
アシュレイとルウシェは自分達を匿ったことで起きてしまったのだと謝罪したのだが、ウッドロウは二人に、気にすることではないと諭し、負傷したピンク髪の少女こと、チェルシーの容態を尋ねたのであった。
現在、龍美とジュードが応急処置を行っていると、ユーリが教えて、ウッドロウはほっとしていたのであった。