文化祭が終わって翌日の朝を迎えて振り替え休日だったこともり、一旦超神次元ゲイムギョウ界に戻ることにした、龍美達は、自分達の武偵所の様子を見ていたのであった。
「今日と言う‼ 今日は‼」
「おい、このクズ野郎は何だ?」
「誰が‼ クズ野郎ですか‼ わたしは、由緒ある・・・」
「ほっといてもいいですよ、構ってるだけ無駄ですから」
「そうか、では、今日の仕事は、魔物退治か、行ってくる」
「ご武運を」
久しぶりと言うより全く所員及び星タヌキ達ですら相手にされなかったことが効果があったかに思えたのだが、全く自分を振り返る気が無いイストワールを見て、オウガが面と向かって、クズ野郎と龍美にイストワールのことを質問し、龍美から構っていたら時間の無駄と言われて、イストワールに構わず、電光掲示板に記されている依頼を受けて目的地に向かったオウガであった。
「何ですか‼ あの人は‼ 龍美さんも‼」
「本部長‼ 天界本部から、通信です‼ 今すぐ‼ ラタトスクに来て欲しいとのことです‼」
「わかった‼」
「ですから、毎度毎度・・・・」
イストワールはオウガに面と向かってクズ野郎と言われたことに今だに原因が自分にあることに気づいていないようで、龍美に八つ当たりをし始めたのだが、所員から天界本部から、今すぐにラタトスクの戦艦「フラクシナス」にいて欲しいと連絡が入ったので、龍美と瑠美奈は仕度し、ラタトスクの戦艦「フラクシナス」に向かったのであった。
イストワールはスコールが見たら真っ青になるくらいに壁にでも話してろを自分でやっていたので、放置されていたのであった。
「今日、来てもらったのは、この案件を、今度の土日に片付けて欲しいのよ」
「これは」
「水上都市、六花、別名、アスタリスク、そこで開催されている武星会と呼ばれる、武闘会が、現在行われるんだけど」
「何か、問題でも?」
「実は、刀藤 綺凛って言う子を次元武偵にスカウトして来て欲しいのだけど、実は、彼女の父親が、五年前に、ある事件に巻き込まれて、捕まっているのよ」
「事件って?」
「刀藤 綺凛は、五年前、父親と、一緒に外食をしていた所に、ナイフを持った男が乱入してきたのよ、で、人質になった、娘の、刀藤 綺凛を助け出したまでは良かったんだけど、どう言ったわけか、本来ならば、正当防衛が認めらる状況に置かれていたのにも関わらず、現行逮捕されちゃったのよ」
「知ってるんだろ、そうなった理由を」
「ええ、密かにわたしが男の血液を調べた所、幻覚を起こす禁止薬物が検出されたけど、何者かが、圧力があったアスタリスクの警察では」
「警察に圧力をかけられる組織と言えば」
「ああ、時空管理局‼」
「あとは、アスタリスクの権力者ども‼」
天界からの連絡でフラクシナスに集まった龍美達は、会議室のモニターを通して剣心から水上都市、六花、別名、アスタリスクで開催される星武祭と言う、武闘会が行われるいるのだが、そこに出場する、刀藤 綺凛という、日本刀を使う少女を次元武偵に推薦することになったのだが、困ったことに、父親が警察に、無理矢理に連行され、そのまま逮捕されてしまったらしく、その発端が、五年前に起きた襲撃事件らしく、龍姫達が休みになる土日に合流次第、アスタリスクに乗り込む手筈になったのであった。