茶熊学園を襲撃してきた男二人を含むテロ組織は呆気なく、剣心達に相手にもされずに、日本刀で、乗っていた人型機械兵が紙細工のように木端微塵に斬り刻まれて、白兵戦で襲ってきたが、天照大神である剣心に勝てるはずがなく、一秒も持たないで、戦闘不能にされて、治安部隊に抵抗しながら、連行されていったのであった。
一方その頃、
「此処が、敵の飛行船の内部か」
「行くのです‼」
「おまえ達は誰だ‼」
「この飛行船を侵略しに来た‼」
「なのです‼」
「助太刀はいらなかったかな?」
アラマキ島の上空に出現したクジラ型の魔物の出現に乗じて、茶熊学園に襲撃を仕掛けた張本人かまたは協力者だろうか、髭を生やした中年の男性が高みの見物をしていた所に、予め、助太刀に呼んでいた潜水艦の艦長、ネモと、同行者の少女、ノアが貴族らしい男性を追い詰めたのであった。
どうやって、空を飛んでいるこの戦艦に乗り込めたのは、前もって二人とも次元武偵として登録していたので、テレプールを使えるようになっていたので、直接、飛行船に乗り込めたのであった。
「このわたしに、逆らって、どうなっても・・・」
「貴族がどうしたのです?」
「この飛行船は、次元武偵が包囲しました、大人しく抵抗を辞めなさい‼」
「おまえらは、貴族に・・・・」
「馬鹿です‼」
どうやら、傲慢な貴族だったらしく、今だに貴族が罪にならないと思っていたのだろ、手錠をされてもジタバタとまるで駄々をこねる子供のようだったのであった。
「では、わたし達はこれでいくのです」
「報酬は後で」
「はい、ご協力、感謝します」
ネモとノアにお礼を言って、二人と別れて、龍姫達は闇と言う存在に蝕まれて魔物化してしまった、智の民の下へ向かったのであった。
「我は、智の民・・・」
「もう、苦しまないで、お願い、歩き~続けて~どこまで行くの~♫」
「おい、智の民の様子がおかしいぞ(゚Д゚)ノ‼」
「やったみたいだな、あいつら」
「そうね、こっちも早く片付きそうね」
智の民を安らかに成仏させるべく、龍姫は、智の民である、クジラ型の魔物の前に出て、ティア曰く、譜歌と呼ばれるのだが、龍姫は歌ったのであった。
そして、智の民だったクジラ型の魔物は光を放ちながら、天に召されて行ったのであった。
こうして、無事に、事件を解決した一行は、帰還した後、
「アンジール、たい焼きはうまいな」
「ああ」
「気持ち悪いわよ、アンタ達」
「リタ、文化祭を楽しまないと(^-^)‼」
「リタ一緒に行こう‼」
「我が聖女にして、妹よ‼」
正体がばれてないように振る舞い、文化祭を楽しんで行ったのであった。