超次元kurosu   作:天龍神

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子供か‼

茶熊学園が建っている島「アラマキ島」上空に出現した、智の民が闇と言う存在に蝕まれてクジラ型のバウルより大きな魔物と変貌を遂げてしまった存在と、雲に紛れているが、巨大戦艦から人型の機械兵が投下され出したのであった。

 

「どうして、ここに‼」

 

「フィー、知り合いか‼」

 

「西の猟団の元仲間だよ‼」

 

「悪いですが‼」

 

「それと、直ちに武装を解除し、投降しなさい‼」

 

「出来ねぇ、相談だ‼」

 

人型機械兵に搭乗していたのは、フィーが所属していた猟団の元メンバーだったのである。

 

もちろん、大人げなく、乗って来た人型機械兵で、持っていた武器で攻撃を仕掛けてきたが、ここにいる者達は各国の選ばれて来た以上、このような機械兵如きに負ける要素は全くなかったのだから、あっさりと、ゲオルグが持っていた斧で、機械兵の持っていた剣を紅蓮の炎で溶かしてしまったので、どうやら、白兵戦でもやれることを証明しようと、巨大な神機のように銃と剣が合体した武器と、リボルバーが付いた籠手と言う、どう考えたら、こんな武器を選ぶのかと、思いたくなる武器を取り出して、茶熊学園の生徒一行に襲い掛かって来たのであった。

 

「大人げないわね、いい歳こいて」

 

「退け‼」

 

「聞き分けの悪い子には、お仕置きしましょう」

 

「カチッ‼」

 

「ガッチャン‼」

 

空中を龍姫達に任せて、茶熊学園文化祭を堂々と楽しんでいた四家の母親たちは、戦場真っ只中を何も警戒もせず、顔色を変えずにうろつていた上に、二人の男に向かって、大人げないと説教し始めて、堪忍袋の緒が切れた男二人は、装備していた武器で襲い掛かったのだが、もう、すでに装備していた武器は、剣心が日本刀を目にも止まらない速さで抜刀し、物凄い音を立てて、

 

「嘘だろ‼ あの小僧の刀ですら、斬れなかったんだぞ(゚Д゚)ノ‼」

 

「おまえら、馬鹿だろ(´・ω・`)」

 

「いやいや、ユーリ、オレ達、ついていけてないんだが(´・ω・`)」

 

「リィン、おまえ達、ソウルボードにルーンが嵌ってないからだろ‼」

 

リィン達一行「・・・・」

 

「ダメだ、後で学長に説明してもらう」

 

「いい加減に、そんな、おもちゃで遊んでる歳じゃないんだから」

 

地面に落ちって行った自分達の武器がタダの鉄の塊と化していくのを見て、以前、リィンとやり合った時に破壊されなかったことを自慢し出して、ユーリが呆れだして、リィンが全く話についていけてなったことに気が付いたゲオルグは、リィン達のソウルボードにルーンが一つも嵌められてなかったことが判明し、リィン達はその場で固まってしまったので、後で、カムイにリィン達に説明してもらうことになり、剣心に説教された男二人は、

 

「殺人未遂並びに、無許可の武装の容疑で逮捕する‼」

 

「離せ‼」

 

「執行妨害‼」

 

「静かになったわね(^-^)」

 

「後は、あの子達がやってくれるし、楽しみましょうか」

 

リィン達御一行「ついてけねぇΣ(゚Д゚)‼」

 

治安部隊に拘束されて、天界に連行されていったのを見届けた剣心達は文化祭を楽しみだしたので、リィン達一行はツッコミを入れてついていけなかったのであった。

 

 

 

 

 

 


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