カズノコ組のたい焼き屋と大判焼き屋とベビーカステラ屋を兼ねているカズノコ組の出店で、艶やかな黒髪のロングヘアーにリボンをつけて、龍姫達には敵わないが(大龍曰く、少しずつ、育てているのこと、大龍談)スタイルが良く、龍姫達と同じく着痩せしやすい体質の、クジョウ島のカスミを鳴流神家一同でからかっていたのであった。
その後、四家一行は茶熊学園のテラス「銀鮭カフェテリア」で集まって井戸端会議をしていたのであった。
「済まないが、さっきの方は、龍美君の姉上か?」
「(≧▽≦)、ゲオルグさんは知らなかったですね、あの人は、ボクの実のお母さんですよ‼」
「ナンダとΣ(゚Д゚)‼」
「え、そうだったんですかΣ(゚Д゚)‼」
「Σ(゚Д゚)‼」
「揃いも揃って、驚きすぎなんだよ‼」
初めて四家の母親たちを見たゲオルグとエクセリアと相棒のドラゴン一行はたい焼きを焼いている龍美に姉かと、質問し、龍美に笑われてしまい、龍美の口から実の母だと聞いて、その場で大声で驚いて、開いた口が塞がらない状態になってしまい、鳩が豆鉄砲を食ったようになってしまったのであった。
その光景を見ていたユーリにツッコミを入れられたのであった。
「どう見ても、姉妹じゃねぇか‼」
「(オレも同じこと思ってた・・・)」
オウガも驚きの表情をしていた横で、リィンも頭を掻きながら、内心で姉妹だと思っていたのであった。
「マキアス達が材料を仕込んでくれるおかげで、売り上げ好調や‼」
「わたしも、この機会に、包丁さばきを修得しよう(´・ω・`) でないと、剣以外で何も出来なくなる」
「そんなに考えないくてもいいのではないのでしょうか(´・ω・`)」
イクラ組のお好み焼き屋とたこ焼き屋を兼ねているイクラ組の出店もカズノコ組と同様な話が上がっており、奥ではマキアス達がキャベツなどの食材相手に悪戦苦闘を繰り広げていたのであった。
ラウラはエプロン姿でまな板の上に置いたキャベツと紅ショウガ相手に愛用の空色の刀身の大剣ではなくセラミック製の文化包丁を片手に異種格闘を繰り広げていたのを見ていた、料理上手のエマとジュードは何故そうなるんだと内心ではツッコミを入れていたのであった。
どうやら実家では専属の料理人がいるらしく、料理と言うものはトールズ士官学院に入学してから初めてしたと言う炊事洗濯と言った、家事全般が全くできない上に、結局の所、ラインフォルト家のメイドである、もう一人のクレアが請け負っていたので、茶熊学園文化祭ではそんなことは言ってられないと克服しようとラウラなりに考えた結果なのだった。