龍月は怪我で動けないベルベットの体を洗うために一緒に茶熊学園の女風呂に入っていたのであった。
ベルベットを椅子に座らせて、両腕と右足が動かせないベルベットの体をタオルなどで洗ってあげていたのだが、もちろんあの人物が此処にやってこないわけがないのである。
「ベルちゃん~(^-^)、体洗ってあげるで~‼」
「お~い、ベルベットは怪我人だ、手荒に扱うなよ」
「そのための龍美ちゃんやなかい‼」
「おい、この集団、大丈夫か?」
「大丈夫‼」
「一緒にお風呂入ろ(^-^)‼」
女でありながらレイヴン並のオープンスケベの大龍が一糸まとわず女風呂に入ってきたのと、恋龍がマイペースでやって来て、ツッコミを入れて、綾瀬達も一緒にお風呂に入ることになったのであった。
ベルベットは龍美達は信用していいのかと龍月に心配そうに質問してきたので、龍月は幼馴染みである龍美達は信頼に置けると笑顔で答えたのであった。
エシリアがシャルロットを連れて、乱入してきたのであった。
この後、ベルベットとシャルロットが大龍の餌食になったのは言うまでもなかったのであった。
そして、翌日の朝が来たのであった。
「はぁ~、良し‼ 今日もがんばるぞ(≧▽≦)‼」
「ドロ介のエサもっていくぞ‼」
「うん‼」
龍美はいつものように起床し、着替えて、学園に向かうことにし、恋龍が迎えに来てくれたので、ツキミの相棒、ドロ(恋龍は言いにくいらしく、ドロ介と呼ぶ)に朝ごはんとしてあげるペレット状のうさぎのエサを大袋で用意して、アイテムパックに詰め込んで、学園に向かったのであった。
「ドロ介‼ 朝飯、持ってきたぞ‼」
「プー‼」
「ごめんね、いつも持ってきてくれて」
「キャベツ喰われたら、溜まったもんじゃないからな」
学園に到着した一行は飼育小屋で飼われているツキミの相棒、ドロに持ってきた大袋のウサギ用のエサを容器に入れて、ドロは勢いよく食べ始めたのであった。
ツキミは毎度毎度ウサギ用のエサを持ってきてくれる龍美達にお礼を言ったので、恋龍が気にするなと言い、文化祭の各会場に向かったのであった。
「龍美‼ いつでもできるぜ」
「うん、それじゃあ、始めよう‼」
カズノコ組「おおお‼」
カズノコ組の会場に到着した龍美は先に来ていたメンバーがいつでもたい焼き屋と大判焼き屋とベビーカステラが焼ける用意が済んでいたので、早速、焼始めることにしたのであった。
「こっちは準備出来ている」
「ほいな‼」
「やるで‼ 浪速の粉もん、始めるで~」
「お~い、オレは何をすれば・・・」
「ない‼」
「マキアスはお金」
イクラ組もいつでもたこ焼き屋とお好み焼き屋を開店できる用意が出来ていたので、焼き始めることにしたのだが、お好み焼きなどを作ったことのないマキアス達は、お金のやりくりをすることになったのであった。