超次元kurosu   作:天龍神

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新たな次元武偵

無事にアドリビトムのメンバーの、エミルとマルタを保護した龍姫達は、クレス達を艦長室に案内していたのであった。

 

保護されたエミル達はほかのアドリビトムのメンバーと合流を果たしていたのであった。

 

「よかった‼ みんなも、無事だったんだね」

 

「うん、ほかの人たちは、依頼を受けて出てたから」

 

「襲ってきた奴は、人間の怨念が具現化した存在らしいのよ‼ 多分、ろくな死に方してないわね‼」

 

「あれでも、犯罪組織の四天王らしいよ」

 

「どこがよ‼ あたし達の攻撃受けて、ボロボロだったじゃない‼」

 

エミルは仲間達と再会できたことを心から喜んでいたのであった。

 

ルーティがジャッジ・ザ・ハードが犯罪組織の幹部だったことを流星の絆に聞いていたらしく、ジャッジ・ザ・ハードが人間の怨念が具現化したものだとその場にいた仲間達に教えたのであった。

 

それを聞いたイリアはジャッジ・ザ・ハードが弱かったことを思い出したのであった。

 

「これで、歩けるよ」

 

「ありがとうございます」

 

「どういたしまして、それと、あの大剣、クリスには合ってないよ」

 

「ですよね、なかなか、自分に合った剣がなかったので、仕方なく」

 

「だったら、ボクと一緒に剣を選びに行こう‼ まだ、戦闘には参加できないんだから‼」

 

ちょうど医療機関でクリスのギプスが取れたのであった。

 

まだ、本格的な運動並びに戦闘は参加できないが、軽い運動なら問題ないと白衣姿の龍美に言われたのであった。

 

龍美はクリスの力量では大剣は難しいと刀剣を扱う者としてのアドバイスをしたのである。

 

クリスは申し訳なさそうにアドリビトムのメンバーに入る際にキュッポから買った物だと龍美に明かしたのであった。

 

それを聞いた龍美は後で合流することになっている龍姫共に天河家の実家の武器蔵にクリス達を連れて行くことにしたのであった。

 

クリスが使っていた大剣はしばらくラタトスクの倉庫で保管されるのであった。

 

一方その頃、

 

「クレス・アルベイン、シング・メテオライト、アンジェ・セレーナ、コハク・ハーツ、天河星也、以上の六名が、次元武偵と任命する。これからも精進するように、天界総括、天照大御神」

 

「今日から、おまえ達は、次元をまたにかける、次元武偵だ」

 

「ありがとうございます‼」

 

「アンジールさん‼」

 

「どうした? シング?」

 

フラクシナスの艦長室に呼ばれたクレス達は晴れて龍姫達と同じ次元武偵に成ったのであった。

 

呼ばれた六名は緊張していたようで、書状を読み上げられている間冷や汗を掻いていたのである。

 

そして各自解散となったが、シングは、アンジールに真剣な表情で歩み寄ったのである。

 

アンジールはシングの真剣な表情をするのでどういたのかと質問したところ、

 

「俺もその服着てみたいです‼」

 

「どてん‼」

 

「いいだろう、これはソルジャー1Stの制服だ、おまえの実力だと、3rdの制服が打倒だろ、と言っても、もうソルジャーはいないけどな」

 

「それじゃあ、あとでね‼」

 

「ウフフ、シングらしいね」

 

「実は、ボクもソルジャー1Stの黒い制服もらったんだった」

 

ソルジャーの制服を着てみたかったようでそれを聞いたメンバーはその場でこけたのであった。

 

アンジールは笑い飛ばした後、シングに3rdの紫系統のソルジャーの制服を贈呈したのである。

 

クレスは黒色の1Stの制服を貰ったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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