超次元kurosu   作:天龍神

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ライヴ、スタート!

無事にヒロイン不在を免れた演劇部の公演が無事に成功に終わり、次に控えるのは龍美達が助っ人で所属している軽音部のライヴが行われよとしていたのであった。

 

そして、イントロが流れて、

 

「おおお~ザック邪魔‼」

 

「みんな~文化祭、楽しんでる(>_<)‼」

 

「イエ~イ(>_<)‼」

 

「やっぱりこの定番は、おっさん好きなのよ(>_<)‼」

 

「我らも知らぬ歌だな、イサミ」

 

「ああ、ここに来て、我らが知らぬことが多い」

 

龍美が歌う前に観客席にエールを送り、合いの手を求めて、観客はザックが引っ込めとヤジを飛ばしながら、バンド演奏している、龍美達にエールを送り返していたのであった。

 

ギターヴォールカルは龍美が行い、ベースが龍月で、恋龍がギターで、ドラムがツキミと大龍の二人で行い、キーボードが瑠美奈と言うパートでライヴがスタートしたのだが、ザックが浮いてしまっていのは言うまでもなかったのであった。

 

「乾いた、心で駆け抜ける~♫」

 

「♫‼」

 

「わたし、ついて行くよ♪‼」

 

「スゴイ‼ 龍美さんは、武術に、お料理に、楽器を演奏しながら、歌うことが出来るんですね」

 

「まぁ、その様子だと、竜の姫様は初めてらしいな」

 

この曲は地球でもいまだに軽音部の楽曲に選ばれている定番の楽曲で、龍姫達も大好きな曲の一つである。

 

茶熊学園の生徒は初めての地球の楽曲を聴いて、スタンディングオーベーションつまり、観客が総立ちになったのであった。

 

エクセリアは龍美の器用さを目の当たりにして、目を輝かせていたので、ユーリはこのようなことは初めてなのかと茶化していたのであった。

 

それもそのはず、エクセリアは専属の家庭教師がいたこともあって、このような学校には一度も通っていなかったので、ライヴと言う物を知らなかったのは無理はないのである。

 

「GODknows~♪」

 

観客「イエ~イ(>_<)‼」

 

「わたくしもこのような曲は、初めて聴きました、いい曲ですね(^-^)♫」

 

「いい曲ね、あたしのテーマ曲にしたいくらいわね」

 

軽音部のライヴも無事に幕を閉じ、証明が消えて、講堂が真っ暗になったので、ライヴの興奮が治まらないのか、観客からのアンコールが響き渡っていたのであった。

 

学長のカムイは初めての曲だったらしく、ミラに至っては自分のテーマソングとして起用しようとしていたのであった。

 

「無事にライヴも成功したし、撤退するぞ‼」

 

「さてと、お願い‼」

 

「うん、任せて下さい‼」

 

「って、誰だよ(゚Д゚)ノ‼」

 

幕が下りてザックが撤退の指示をした瞬間、龍美達がある人物を呼び寄せていたのであった。

 


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