超次元kurosu   作:天龍神

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サロン?

茶熊学園文化祭の日を選んで潜入してきた刺客はどうやら文化祭ならば仮装している生徒がいるので怪しまれないと踏んだようで、ハルカを人気のない場所に呼び出すことにした刺客の後を追って龍姫達、ラタトスク次元武偵「流星の絆」は茶熊学園のメンバー全員にばれないように人込みに紛れて、密かに龍神化して、フルフェイスの龍の兜を被って追いかけることにしたのであった。

 

「ふ、来たか」

 

「今度は負けないんだから‼」

 

「みなさん、此処は堪えて、あれ、龍美君達の姿が見えませんが?」

 

「そう言えば、あの集団、こういったことはお手の物だったわね(´・ω・`)」

 

バイザーが入った仮面を被っていた刺客はハルカと対峙しても何食わぬ様子で戦う構えを取っており、ハルカは武装して、槍を構えていたのであった。

 

刺客が何処に所属しているのか知らない茶熊学園の凛々の明星とジュード達以外は隠れていたのだが、龍姫達にとってこういったことはお手の物で、颯爽と人込みに紛れて龍神化し、美龍飛達はファントムフォームでステルス状態になっていたのであった。

 

カムイは知らなかった、龍姫達一行がラタトスク所属の次元武偵であると言うことに。

 

「いいだろ、冥土の土産に、教えてやろ、我らはサロン」

 

「そんなことは関係ない‼」

 

「もう‼ ハルカさん‼ 空気読んでください‼」

 

「さらばだ‼ 何‼」

 

「動くんじゃないわよ」

 

「・・・・うん」

 

「ぎにゃ~Σ(゚Д゚)」

 

バイザーが入った仮面を被った刺客がハルカに冥土の土産だと言い、自分の所属している組織を名乗ろうとした瞬間、ハルカがやらかしてしまったので、カムイが突っ込んでしまい、刺客が逃走を計ろうとしたので、レイヴンが首筋に短刀を突きつけて、龍神化している恋龍が逃げられないようにバインドで縛ったのであった。

 

やはり、龍姫達一行の前では赤子同然だったのであった。

 

いとも簡単に刺客を捕らえてしまった二人にキャトラは驚いてしまったのは言うまでもなかった。

 

「では、身柄はお引き受けします、何かわかったら、ご報告いたします、では、失礼しました‼」

 

「あいつ、今度はわたしが」

 

「おまえは、さてと、いい加減、その姿、疲れてんじゃねぇの、元時空管理局員」

 

「はい?」

 

「流石、黒衣の断罪者と呼ばれている人ですね」

 

「ええぇぇぇΣ(゚Д゚)<なんだって‼」

 

「どういうことΣ(゚Д゚)<‼」

 

天界から治安部隊がやって来て、刺客の身柄を渡して、ハルカが悔しそうにしていたので、ユーリが茶色の子猫に向かっていい加減に元の姿になれと言って、茶色の子猫は、ハルカと同じくらいの背丈に膨らみがわかるほどの胸を持っている茶髪のポニーテールの可愛らしい女の子に変身したので、こういったことには全く慣れていない茶熊学園の生徒一行は驚いてしまったのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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