アラマキ島の砂浜に倒れていた黒髪の大人びた少女は現在、龍美とジュードの手術を受けていたのであった。
手術が始まって約一時間が経ったのであった。
そして、
「終わった?」
「うん、今は麻酔で寝てるから、しばらくは目が覚めないと思うから」
「取りあえず、こいつから事情を聞かねぇとな、今日は疲れた」
「そうだね、さてと、寮に戻ろう」
手術を行っていた医務室から龍美とジュードが出てきて、手術が無事に終わったことを告げて、その場で解散することになったのであった。
明日はいよいよ、文化祭初日なので、龍美は自分の寮の部屋に転送魔術で帰還して、ベッドに倒れ込むように就寝したのであった。
そして、文化祭初日の朝を迎えたのであった。
「う、う、はぁ~良く寝た、さてと、今日は大事な文化祭初日だし、頑張らないと‼ っ龍姫達も来てくれるって言ってたしね」
「龍美ちゃん‼ おはよう、一緒に朝ごはんにしようよ‼」
「うん‼」
手術を行っていた自分とは思えない変わりようで、スタンと違い寝起きが良いようで、昨日の手術の疲れは取れていたので、すぐに学園に行けるように、リライズで茶熊学園の女子制服と黒縁の伊達眼鏡を掛けて、そこに龍月達が一緒に朝ご飯を食べないかと誘ってきたので、一緒に食べることにしたのであった。
今日は地球でも休日の土日になっているので、最愛の妹達も遊びに二日間来てくれるので龍美は楽しみにしていたのであった。
龍美は朝ご飯を食べ終えて、茶熊学園に向かったのであった。
「龍月、覚えてるかな?」
「あ、お久しぶりです、幸成さん‼」
「え‼ 星龍なの?」
「はい、獅子神龍月の妹の星龍です‼」
茶熊学園にどうやら思わぬ来客がやってきたのであった。
髪は焦げ茶色の短髪に、女の子ような顔立ちの身長は175㎝位の痩せ型の、紺色のジャケットを着て、下は紺色のジーパンを履いた男性は茶熊学園の門前にやってきたのであった。
そこに見慣れていた、幼馴染みの妹、星龍がやってきたので、久しぶりの再会を喜んでいたのであった。
何せ、可愛い妹同然だったのだから
「星龍は、龍姫達と一緒なのか?」
「はい、今日はここで文化祭が行われるので、みんなで遊びに来ました‼」
「星龍お姉ちゃん‼」
「えーと、ボクは、神島、幸成、よろしく」
「初めまして、獅子神勇龍と言います」
「なんか、見ないうちに妹が増えたんだね(´・ω・`)」
「まぁ、いろいろとありまして」
龍月の幼馴染みのこと幸成は星龍に今日は龍姫達と一緒にいるのかと質問して、星龍は素直にその通りだと答えて、真龍婭達がやってきたので、お互いに自己紹介を行ったのであった。