龍姫達は現在、アドリビトムのメンバー共にアンジェから依頼されたアドリビトムのメンバーの保護でクオイの森にアンジールが推薦することになっていた者達共に捜索をしていたのであった。
スキット:龍姫達の武術
クレス「龍姫達の剣は、まるで踊っているみたいだな」
コハク「うん、わたしでも見惚れるくらい美しい剣術だね」
龍姫「いつも通りにしているだけなんだけど」
シング「おまけに二刀流までできるんだし」
コハク「お兄ちゃんとは大違い‼」
「マルタ、ボクたちどうなるのかな?」
「男ならしゃっきとしなさい‼」
「エミル、大丈夫、まさか、バンエルティア号が襲われるとは」
紺色のチュープトップに黒いマフラーを巻いて後腰に剣を帯刀している金髪の翠眼でアホ毛がある少年と、白い花飾りをしているクリーム色の長髪を後ろで二つに分けている小柄な少女と黒い人の言葉をしゃべる犬と一緒にあの開けた場所で暖を取っていたのであった。
そこにちょうど、
「お~い、エミル‼ マルタ‼」
「クレス‼ それに、アンジェまで、良かったみんな、無事だったんだ~‼」
「うん、俺達、今、ラタトスクってとこで保護されたんだ」
「そうだったの、あれキミ、誰? わたし、マルタ・ルアルディ」
「ボクは、先ほど紹介に上がった、ラタトスクに所属している次元武偵、流星の絆の大将、鳴流神龍姫、よろしく」
「ボクは、エミル・キャスタニエって言うんだ、エミルでいいです」
捜索に来た龍姫達と合流することに成功したので、再会の喜びに浸った後に、お互い自己紹介をしたのであった。
「取り敢えず、これで此処でやることはないよね」
「エミル達も無事みたいだし」
「それじゃあ、テレパイプで帰還するよ‼」
「何‼?」
「これであのカッコイイ船に帰るんだ‼」
クオイの森でやれることはもうないので龍姫はアイテムパックから小さい円盤型の転送装置「テレパイプ」を取り出して、地面に置いた瞬間、起動して、緑色の輪っかが出現したのであった。
初めて見るテレパイプに腰を抜かしてしまったがアンジェ達も龍姫達に続いたのであった。
「ただいま、戻りました‼」
「ご苦労様です、しばらく各自で休息を取ってください。次元武偵に推薦された方々は直ちに艦長室に向かってください」
「それじゃあ、後でね」
「ほら、アンジェさんも」
「次元武偵って、なんだろう?」
「後で流星の絆の人に聞いたらいいじゃないのかな」
無事にエミル達を保護に成功した一行は転送ルームから出てロビーに向かっていたらアナウンスが流れて、アンジールに推薦された者達は急いで艦長室に向かったのであった。
保護されたばかりのエミル達は後で次元武偵のことを聞くことにしたのであった。