竜の国の王女のエクセリアに、二刀流の型を教えている龍美は、実妹の龍姫と同じようにエクセリアに接しながら二刀流を教えていたのであった。
こうして、今日の日程が終了したのであった。
スキット:二刀流
シャルロット「ゲオの奴、いい顔してたよね~」
エクセリア「シャルロットさん、言いすぎですよ。今日はありがとうございます。それにしても、龍美さん達の剣術はスゴイですね」
龍美「そうかな?いつもの事でしょ」
イサミ「何を言っておらっしゃる、龍美殿」
瑠美奈「あのおじいさんの孫だし」
シャルロット「あの爺さんの孫?」
ユーリ「ああ、龍美の爺さん、オレとフレンが二人掛りでも、涼しい顔して、相手にするほどだからな」
エクセリア「わたし、ついて行けるでしょうか?」
綾瀬「それは君次第だ」
「ラピュセル‼」
「‼」
「はぁ~」
「もう、カグツチったら」
日程が終わったので竜舎にいる相棒の白龍のラピュセルに会いに来たエクセリアは嬉しそうにしていたのであった。
その様子を見て、ゲオルグの相棒のカグツチは呆れていたのであった。
エクセリアはほかのライダー達の相棒とコミュニケーションを取っていたのである。
「わたし達のことはいい、おまえは人の友達は出来たのか?」
「それは・・・」
カグツチはエクセリアに自分達のことは自分達でなんとかすると言い、エクセリアに茶熊学園に入学して、ちゃんとした人の友達は出来たのかと尋ねたら、エクセリアは黙り込んでしまったのであった。
「はぁ、お姉ちゃん達たら、夕飯を出前し欲しいって、茶熊学園の寮でも、料理できるよね(´・ω・`)」
「仕方ないよ、龍姫ちゃん」
放課後なので大抵の生徒は部活か寮の自室に帰っている頃だったので、姉達から実家の夕飯を持ってくるように頼まれた龍姫達が茶熊学園にやってきたのであった。
姉達は今日は、手芸部の部活で寮にいなかったので、姉達の部屋に自分が作った料理を机の上に置いて、置手紙を置いて、帰るついでに、姉達が通う茶熊学園はどのようなところなのかと言うことで、見学に来たのであった。
「此処が竜舎なんだ、茶熊学園は変わってるよね」
「ほ~」
「マールの保護者のポッポって言うんだ。ボク、鳴流神龍姫、よろしくね」
「そこに隠れてないで出てく来てくれない? 竜の国のお姫様」
「どどどど、カグツチ‼」
「自分でなんとかすればいい、いい機会だな」
茶熊学園の学長のカムイから見学の許可が下りていたので、都立来禅高校にない竜舎にやってきた龍姫達はカグツチをはじめとする生物と触れ合っていたのである。
エクセリアはどうしていいのかわからず、物陰に隠れてやり過ごすことにしたのだが、龍姫達の前には姿を隠せても匂いは隠せなかったので、すぐに出てくるように言われてしまい、エクセリアは観念して、物陰から出ることにしたのであった。
「わたし、竜の国の王女、エクセリアと言います」
「ボクは、鳴流神龍姫、ねぇ、ボク達と、友達になって」
「え、はい‼ 喜んで(^-^)‼ 龍姫さん」
「龍姫で良いよ」
「はい、龍姫」
エクセリアは恐る恐る、龍姫達に自己紹介を行い、龍姫も自己紹介をして、エクセリアが人と接することが苦手なこと、そして、真龍婭達と同じく狭い世界に軟禁されていたことを見抜き、自分が友達になってあげないと行けないと思った龍姫達は手を差し伸べて、エクセリアに友達にならないかと申し出て、エクセリアは大喜びで龍姫達と友達になる決意をして、握手を交わしたのであった。