無事にツキミの転生が完了してしばらくの間、リタがレイヴンとアルヴィンを追いかけ回して、飛行島マラソン大会を行っていたのだが、そこに、緊急の知らせが龍姫の下に入ったのである。
「マスター‼ 至急、トールズ士官学院に茶熊学園への転入生一同を迎えに行くようにと、指示が出てますけど?」
「わかった、今すぐ、トールズ士官学院に向かうよ‼」
「龍姫、何だ?」
「トールズ士官学院に茶熊学園に転入する生徒が居るから、迎えに行ってほしいって」
「それだったら、お姉ちゃん達に任せて(^-^)‼」
「あ、そっか、お姉ちゃん達には、紋章機って言う物があるだっけ」
龍美達「それじゃあ、行ってきます‼」
龍姫達「いってらっしゃい‼」
トールズ士官学院と言う簡単に言えば軍学校から、茶熊学園への転入生がいるようで龍姫達に迎えに行ってほしいと言うことだったので、紋章機と言う戦闘機を持っている龍美達が適任者なので、龍美達は自分達の紋章機に乗り込んでトールズ士官学院に向かったのであった。
スキット:紋章機
ツキミ「紋章機って何なの?」
ユーリ「そう言えば、知らねぇ内に、あんな乗りもん、手に入れてたよな?」
龍姫「紋章機は、本来は戦闘機だけど、先ほどのように、運搬にも使えるんですよ」
ローエン「ほう、それは便利ですね」
エステル「格好いいです(^-^)」
ティポ「船酔いしないのかな?」
カロル「する人はするんじゃない」
星龍「人それぞれだからね、船酔いはね」
「コン‼ コン‼」
「入りたまえ!」
「はい‼ 失礼します‼」
「リィン君、君を呼びつけたのは他でない、単刀直入に言おう、君達、Ⅶ組を茶熊学園に全員、転入してもらいたいのだ」
「それは、どうしてですか‼」
「実は、茶熊学園の学園長とは知り合いなのだ、それに本校は軍学校であり、貴族と平民が分けられているのは知っているだろ、そして、試験的に設けられたのが、君達のⅦ組のだが、やはり、この度の戦いでのことで、Ⅶ組の存在に意見する者が出ていてしまった、わたしはどうにかして、君達に学びの場を設けようとしたのだ、やはり、上がうるさくてな」
「そうですか。オレ達は・・・」
「心配せんでよろしい、茶熊学園には、貴族と平民等の身分者達が同じ教室で学んでいると言う」
「それはつまり、自分達にそこでこれからの道を歩めと言うことですか?」
龍美達が紋章機で向かっている頃、トールズ士官学院の校長室に呼ばれていた、Ⅶ組のリーダーのような存在である、龍姫達と同じく日本刀を使う八葉一刀流と言う流派の剣術を使う侍、リィン・シュヴァルツァーはⅦ組のメンバー共に茶熊学園に転入するように命じていたのであった。
リィンは気が付いていた、茶熊学園で自分達の歩むべく道を探しべく