超次元kurosu   作:天龍神

245 / 557
瑞樹の・・・

ラウラに家族と言う物が必要だと、四家の面々は話し合い、代表で御子神家がラウラを養子に迎えることに決まったので、瑞樹が龍の刺繍が施されている着物を着用して、IS学園に赴いて、ラウラと二人っきりで話を進めようとしたのだが、鈴音とセシリアのコンビが野次馬根性で、瑞樹の妖術に一夏と箒とボクっ子シャルロットを巻き込んで一緒にとある和風建築の建物内の茶室に横並びに整列し座布団の上に正座で座って真剣な表情で立ち会うことになり、瑞樹が手慣れた様子で、茶碗に入れた抹茶を茶筅でかき混ぜて、全員分配って、一夏と箒が茶道を鈴音達に教えて、飲んでいたのだが、瑞樹はマイペースなのか、何の前触れもなく、単刀直入に本題である、ラウラを御子神家の養子として迎えることを堂々とした態度で言い切ったのだが、瑞樹の爆弾発言に一夏達は呑んでいた抹茶を吹いてしまったので、瑞樹は行儀が悪いと叱ったのだが、その原因を作った張本人が言うんかいとツッコミを入れたい一夏達だったが、瑞樹のオーラに圧倒されて、黙っていることにしたのであった。

 

ラウラはもちろん養子になることを一旦断ったのだが、瑞樹には本心を見抜かれていたのと、勝手に嫁と呼んでいる一夏の後押しもあって、泣きながら、御子神家の一員になったのであった。

 

これで一件落着だと思ったと思いきや、

 

「どうしたのだ、母上?」

 

「ちょっとね、一夏君、少し目隠ししててくれるかしら(^_-)-☆」

 

「でしたら、自分だけ学園に帰していただきたいのですが(´・ω・`)」

 

「その方が良いです‼」

 

「仕方ないわね、じゃあ、お姉さんによろしく、言っておいてね(^^♪」

 

女子一同「一夏だけ(;゚Д゚)」

 

やはり、血は争えないようで、瑞樹もまたレイヴンとアルヴィン以上にスケベなようで、唯一の男子である一夏に黒いアイマスクを差し出して着用するように指示したのだが、一夏は真面目な表情で自分をIS学園に帰して欲しいと真顔で申し出たので、瑞樹はラッキースケベを楽しみたいかったが見え見えだったことが一夏にばれてしまったので、観念し、素直に学園に帰してあげたのである。

 

取り残された女子一同は驚愕の余り、その場で絶叫ししてしまったのであった。

 

「何事ですか(゚Д゚)ノ‼」

 

「客人の前ですよ‼」

 

「あ、、失礼しました(;゚Д゚)‼」

 

「さてと、何処へ行くんや? 楽しんで行くで~(^^♪」

 

箒達「キャラ変わってる(;゚Д゚)‼」

 

天界の職員が飛んできてしまったので、瑞樹が客の前ではしたないと注意し、退室していったのを見届けて、瑞樹が関西弁丸出しになってしまったので、一目散に逃げようとしている箒達を逃がさないように前に立ちはだかり、お楽しみを開始し始めたのであった。

 


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。