男子は結局時空管理局で臨時だが教官を務めていた瑠美奈が、革命軍の一員なのだが、浪費癖が酷いザッグに変わって体育の授業を請け負うことになったのであった。
女子はと言うと、
「オーララ‼ 女子の合同体育は拙者が担当するでござる‼」
「よろしくお願いします、フラン様」
「様なんて呼ばれると、こそばゆいでござるよ~」
「シズクの癖だから気にしなくてもいいのよ」
くノ一のフランが請け負うことになり、シズクは生真面目なのか、癖でフランを様付で呼んでしまったが、取りあえず、ストレッチと言う名のわけのわからない話が始まって、準備運動内容がいまいちぱっとしなかったのであった。
「そう言えば、龍美は、医者だったわね」
「そうですけど?」
「まさかと、思うでござるが」
「そっか、龍美が体育の先生すればいいんだ(≧▽≦)」
「まぁ、一応、念のために体育の教員免許を持ってるけど」
「それを先に言って欲しいでござるΣ(゚Д゚)‼」
精霊であるミュゼも今回ばかりは地上で体育の授業を受けることになったので、翼をしまって、超神次元ゲイムギョウ界で購入した紺色のトレーニングウェアを着用して、真顔で龍美に医者と言うことを質問して、龍美は浮かばない表情で答えたのだが、いつの間にかバスケットボールのユニフォームに着替えていたマールは、感付いたらしく、龍美が女子の体育を請け負えばいいと発言したので、龍美は飛び級で医師免許と体育の教員免許を取得していることを明かしたのであった。
フランは先に言って欲しいと龍美にフランス語交じりでツッコミを入れたのであった。
手始めに準備運動を行った後、フランが言っていた予定通りに柔軟体操を行うことになったのであった。
スキット:龍美達の運動能力
ハルカ「龍美達は、何でもこなすわねえ」
龍美「ボクは実家が武術の道場だったし、ジュディス達は、ギルドの仕事とかで魔物退治やってたり」
エクセリア「そうだったんですか‼」
マール「だから、強いだ‼」
大龍「それなんやけど、一度も、龍美ちゃんのおじいちゃんに勝ったことないねん‼」
シャルロット「だよね~」
メア「正しく、文武両道を地で行っている感じね」
マリ「わたしには無理・・・」
「キンコ~ンカ~ン♪」
「お昼だ‼」
「よ~し‼ 飯にするぞ‼」
「もう、食い意地だけはすごいんだから」
「何、この大食い集団は(*´ω`*)」
授業の終了のチャイムが鳴った瞬間、一斉に更衣室に走って行ってしまったので、ミュゼ達は慣れていたのだが、フラン達は呆れるしかなかったのであった。