超次元kurosu   作:天龍神

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何故?

IS学園襲撃事件は、無人人型兵器と魔物の群れによるもので、魔物の群れはどうやら、何者かによって、IS学園に誰かが放ったと言うものだったのである。

 

星也達、アドリビトムのメンバーも心当たりがあるとすれば、リンダ達であろうと確信はなかったが一応可能性として入れていたのであった。

 

スキット:龍美のもう一つの龍神形態

 

龍姫「お姉ちゃん、もう一つの龍神化が出来るようになったんだね(^^♪」

 

龍美「その通り、どうやら今までの戦いで溜まった経験値と言えば分かるか、スタイルは変化しない代わりに、性格が女王様ぽっくなってしまったのだ、安心しろ、愛しきおまえ達妹とやり合う気はない、中身は鳴流神龍美だ」

 

龍月「そろそろ、元に戻った方が良いんじゃない? 疲れるよ」

 

龍美「うん‼」

 

「ちょっと、待ってくれ‼」

 

「ん? どうしたの?」

 

「千冬すら圧倒するおまえは、どうして、ISを使おうとしない‼」

 

「そんなもの使っても楽しくないから」

 

「ラウラ、学園に帰るぞ」

 

龍姫達は龍神化した状態でIS学園を出ていたのだが、そこに、銀髪の髪に軍人のような服装の眼帯をした少女が龍姫達を呼び止めたのであった。

 

その少女は、自分が憧れていた織斑千冬のISの剣を一刀両断にしてしまった龍姫が何故、ISを使わないのかと質問してきたのである。

 

龍姫はその問いに少女が抱えている闇の深さを察したのか、ISによる見せかけの強さなど今の龍姫達には必要なかったのである。

 

一夏達がその少女の名を呼んで、初めて少女の名前がラウラだとわかったのである。

 

一夏達に連れられてラウラは悲しそうな表情を一瞬浮かべて、学園内に戻って行ったのであった。

 

龍姫達はその場で解散し、各自の自宅に帰ることになったのであった。

 

「なるほど、わかったわ、そのラウラって子の事調べてみるわね、龍姫の今の立場だと、調べるには限界があるしね」

 

「ありがとう、お母さん」

 

「どういたしまして、そろそろ、龍翔達は新婚旅行先に着いたんじゃないかしら?」

 

「確か、ハワイだったよね?」

 

「お母さん達大丈夫かな?」

 

自宅に帰った龍姫は部屋に荷物を置いて、お風呂に入り、今は夕飯を家族で食べていたのである。

 

天界でもラウラの出生と、シャルロット・デュノア、もう一人のシャルロットのことも天界で調べることになったのである。

 

剣心は龍翔夫妻が無事に新婚旅行先に着いたのかと心配し始めたのであった。

 

婭龍紗は兄夫婦の旅行先が常夏の島のハワイ島だったので、自分もいつか行ってみたいと思っていたのである。

 

冬龍は折角の新婚旅行に自分が付いて行ったら水を差すので実家である鳴流神家の龍翔の部屋で寝泊まりしていたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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