現場である、IS学園の闘技場に到着した龍姫達は、無人人型兵器を破壊する組と、怪我人などいないか捜索する部隊、そして、地上でマンティコアなどの魔物と戦う部隊の三構成で、龍姫は、無人人型兵器討伐隊で、守護女神をしていた反動で、自分のことをオレと呼び、まるで海賊のような振る舞いになっている戦国武将の鎧とテルカ・リュミレース騎士団の隊長鎧を合わせたようなバリアジャケットを装着している真龍婭と、まだ戦い慣れていない現在、美少女に変身している響輝と、ユーリの影響なのだろうか、ユーリの黒い衣服をモチーフにしているが、胸にはちゃんと漆黒の胴丸が装着されているバリアジャケットを着ている勇龍共に、IS学園の生徒の五人と戦うことになったのである。
もちろん、アドリビトムのメンバーからはスタンとクレスが、そして一緒に下校していた星也達も地上でシャルロット達ともにマンティコアと戦っていたのである。
龍姫達は全員が龍のフルフェイスの兜で顔を隠しているのである。
「おまえ達は、誰だ‼」
「後で話をしてやるから、離れてろ‼ 魔神剣‼」
「ラウラ‼ 此処は、共闘した方がいい」
「一夏の言う通りだよ」
「そうね、取りあえず、この人を何とかして(゚Д゚)ノ‼」
「胸が大きくならへんのをコンプレックスに思ってると思って、お姉ちゃんがマッサージをしてあげてるんやで(^^♪」
いきなりの龍姫達の助太刀にドイツから来たと言う左眼を眼帯で隠している銀髪の少女は龍姫達に得物のライフルを向けて来たので、IS学園唯一の男子生徒で織斑千冬の実の弟である、織斑一夏はラウラに龍姫達と共闘前線を張ることを提案したので、一夏の幼馴染みである、中国から来た、茶髪の髪をツインテールに結っている凰鈴音が一夏の指示に従うことにしたのだが、いつの間にか、職務を放棄していた大龍と武龍が、姉妹揃って、鈴のぺったんこの胸を鷲掴みにしていたのである。
これにはレイヴン以上にスケベ丸出しの御子神姉妹には呆れるしかなかったのである。
芽龍達も呆れたのであった。
「シャルロット、やるな‼ どこで剣術学んだんだ?」
「そんなこと言ってる場合か‼」
「チクチクタク(^^♪ チクタク(^^♪」
「扉からトランプが」
「がう‼」
「さてと、美龍飛、おまえが決めて良いぞ」
「そうさせてもらう、飛ばして行くか‼」
二刀一対の双剣を巧みに使い、燃焼効果がある結界と自身に、攻撃を受けると自動的に二連続で反撃を行う結界を張っているシャルロットに、クレスがマンティコアの周りに居る、小型の魔物を倒しながら、何処で剣を学んだのだと質問していたので、シャルロットは、戦闘に集中するように注意し、エシリアは何も前触れもなく、巨大な金色の扉を出現させて、中から巨大なトランプが自動的に魔物を一掃し始めたのである。
そんな中、マンティコア共に出現した戦国武将の鎧に憑りついた怨霊が巨大化した魔物の武者と戦っていた龍華と美龍飛は、美龍飛が倒すことになったので、オーバーリミッツLv3を発動して、得物の数珠丸恒次を構え、特攻したのであった。