超次元kurosu   作:天龍神

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アドリビトム、飛行島に

茶熊学園では各々が授業に勤しんでいる頃、龍姫達、都立来禅高校では、いつものように席に着いて、授業を受けていたのである。

 

ところ変わって、アドリビトムでは、ラタトスクと超神次元ゲイムギョウ界のプラネテューヌの技術者によって生まれ変わった、バンエルティア号を拠点にしながら、ラタトスクの拠点のフラクシナスとは、備え付けられた、転送装置で往復できるようになったので、ラタトスクとの連携が出来るようになったことで、協力関係を結ぶ運びになったのであった。

 

「みんな、嬉しそうに、ギルドのお仕事に励んでくれるから、料理の作り甲斐があるわね」

 

「そうだな」

 

アドリビトムの食堂では、アドリビトムメンバーが新装した拠点のバンエルティア号になったことで、ギルドに寄せられている依頼をこなしているので、疲れて帰ってきたメンバーは、全員が、食堂で、アーチェ以外が食堂の食事当番をしているときは、物凄い勢いで、クレアとユキノが作った、料理をバクバクと言い食いプリを見せながら食べてくれるので、クレアとユキノは作り甲斐があると言って、会話に花を咲かせていたのであった。

 

「此処が、飛行島か、いいところだな~」

 

「いらっしゃい」

 

「ヘレナさん、こんにちは」

 

「アドリビトムの、スタンと」

 

「リオンだ」

 

「リオン?」

 

「あの~すいません、アスナではないでしょうか?」

 

「アスナ?」

 

アドリビトムメンバーも飛行島にはアイリス達との出会いがきっかけで飛行島に寄せられた冒険者ギルド、アドリビトムとは違い依頼を冒険者に依頼し、依頼を達成した冒険に報酬を払うと言う、以前の超神次元ゲイムギョウ界と同じやり方なのだが、アドリビトムのやり方を聞いたバロンをはじめとする、飛行島の住人は、時々、アドリビトムのメンバーに依頼をお願いすることにいしているのである。

 

今回はアドリビトムのメンバーから、スタンとリオンが飛行島にやってきて、依頼を冒険者ギルドから受けているヘレナから、その依頼を受けて、話を聞きに来たのだが、やって来て早々に、金色の鎧を身に纏ったランサーのダンテが、リオンと龍音を間違いだしたので、スタンが、アスナと言う龍音と間違えていないのかと、ダンテに言ったのだが、どうやら、アスナと言う呼び方にピンと来なかったのであった。

 

「ダンテ、アスナと言うのは、龍音が偽名として使っている名前だ」

 

「そうだったのかよ、済まねぇな」

 

「物分かりがようだな、依頼の話を聞こう」

 

「そうだったわね(≧▽≦)」

 

バロンは龍音が、飛行島にリオンが訪れてきた時のためにアスナと言う偽名を教えたのだが、その場にダンテがいなかったので、バロンに説明されて、ダンテはリオンに謝罪したのである。

 

そして、リオンは、ヘレナに依頼した内容を聞くことにいしたのであった。

 

 

 

 


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