いきなり、校内放送が流れて、文化祭を生徒達で盛り上げて欲しいと言う茶熊学園学長のカムイからの放送が入ったので、カズノコ組も、イクラ組も、文化祭で行う出し物なり、出店などの意見を出していたのである。
「シャル、居るだけでもいいからね」
「一つ聞いていいでしょうか(^-^)、龍美さん、あたしを拘束するとはどう言った、用件だ<`~´>‼」
「あの~龍美さん、やりすぎでは(;゚Д゚)?」
「そうだね、シャルも反省しているようだし」
「はぁ、はぁ・・・」
「これに懲りて、ちゃんと文化祭の出し物を考えなさい‼」
カズノコ組はシャルロットが逃走しないように龍美がバインドで拘束していたので、シャルロットがじたばたしていたので、ヨシュアに注意されたので、龍美はいい頃合だと思い、指パッチンをして、バインドしていた輪っかを解除したのである。
息を切らしているシャルロットに向かって、カスミがちゃんとしろと釘を刺したのであった。
「ダメダメだ‼ 仮想喫茶なってもってのっほかだ‼」
「メイド喫茶のどこがあかんのですか‼」
「大龍ちゃん、おまえの得意料理はどうだ? お祭りの定番だしな」
「あ、それや‼ あ~流石、ボクの幼馴染みだけはあるな~、粉もんやったらまかせとき‼」
「粉もんとはなんだ<`~´>‼」
「ゲオルグ、君がいると話が進まん、仕方ない」
「何だ‼ この魔物達は(;゚Д゚)‼」
「済まないが、主のためだ」
ゲオルグが文化祭と言う物を知らないので全く話が進まないので、大龍がついに関西弁丸出しで怒ってしまったのであった。
そんな時でも冷静沈着な槍使いであり、龍美達の幼馴染みであり、超神次元ゲイムギョウ界武偵所リーンボックス支部、支部長と言う肩書を持つ、リタと同じくゴーグルを嵌めずに額に掛けている、緑龍鬼神こと、神楽堂恋龍は、文化祭と聞いて、お祭りの定番の粉もんなら、自分達でもできると考えて、大龍に提案したところ、大龍はピンときたので、満場一致で粉もんになったのだが、ゲオルグが全く持って、粉もんと言う言葉に聞き覚えがなかったので、話が進まなかったので、綾瀬が四大精霊を召喚し、ゲオルグを教室からつまみ出してしまったのであった。
「ほんじゃ、早速、機材、持ってくるで~、大龍ちゃん、行くで‼‼」
「わかった、誰か荷物持ちに来て欲しいんですが?」
「オレが行こう」
「そんじゃ、行ってくるわ~、カムイ校長によろしゅう~」
「取りあえず、仕込みくらいは出来ないと不味いわね」
「ボクとバイパーとで教えてあげるよ」
大龍は思い立ったが吉日と言わんばかりに早速超神次元ゲイムギョウ界にお好み焼き等を焼く機材を取りに恋龍と一緒に向かうことになったので、恋龍が誰か一人、荷物を持ってくれる人材を要請したところ、バイパーが興味本位で付いてくれることになったのである。
そんなこんなで、大龍達が機材の調達に行ってしまったのを見届けた、茶熊学園の女女子制服を着ているミュゼたちが材料の仕込みくらいはできた方が良いと考えて、料理が得意なジュードがバイパーと一緒に教えることになったのであった。