茶熊学園に入学し、久しぶりの再会を果たしたアリサと龍美は、アリサが龍美を男だと思い込んでいたと言う結末で、その後は、大龍が片っ端から、茶熊学園の女子と言う女子に過激なスキンシップをし始め暴走していたのだが、ミレイユとナンが止めた方が良いと言っている中、やはり幾多の戦場(?)を潜り抜けて来た龍美達にはいつもの光景なので、大龍が気が済むまでやらしていたのであった。
女性が苦手な生徒会副会長のゲオルグは平然を保っていたのだが、内心ではジュードと同じく、後退りしていたのであった。
「いいな~、腕輪が無くても神機が使えるですか‼」
「そうみたいなの~」
「いいじゃねぇかよ、これから一緒に学ぶだからよ」
「そう言えば、何処の部活に入るんですか?」
大龍の気が済んだので、仲良くお昼を楽しむことになり、凛々の明星のメンバーと魔狩りの剣のナン、ゴッドイーターを交えたメンバーでフリートークを楽しんでおり、アイリスから、午後から行われる部活紹介を終えて、希望者は入部届けを提出することで入部することが出来るので、アイリスは自身が部長を務めている手芸部に勧誘するために、龍美達に、探りを入れて来たのである。
「部活ね、取りあえず、部活紹介を見てから、考えるよ」
「そうですか、良ければ、手芸部に‼」
「もう、勧誘か、頑張れよ‼」
「はい‼」
龍美は、午後から体育館で行われる対面式の部活紹介を見てから考えるとアイリスに応えて、ユーリは仕事が早いなとアイリスを茶化して、アイリスは良い返事を返したのである。
「それにしても、龍美さんのお弁当、美味しそうですね」
「これ、自分で瑠美奈の分ごと作っちゃった‼」
「龍美って、何でもできそうね(*´ω`*)」
「こう見えて、ボクと同じく、医者でもあるからね」
「何! 医者だと‼」
「どうしたんだよ、そんなに驚くことか?」
アイリスは、龍美のお弁当を見て、美味しそうだと感想を述べて、その感想に対し、龍美は、瑠美奈のお弁当と一緒に毎朝作っていると発言し、アリサはその場で龍美にはどう足掻いても勝てる気がしないと言い、ジュードは自身と同じく医師免許を持っていると紹介し、そこにいつの間にかいた、バイパーがルーンカメラ片手に驚いていたので、ユーリがツッコミを入れたのであった。
こうして、楽しいお昼休みを満喫した龍美達は、体育館で行われる部活紹介に向かったのであった。
「イサミ、感じたか?」
「ああ、龍美殿達は、物凄い力を持っている」
部活紹介に向かう道中でイサミとシズクが龍美達の力に薄々気が付いていたのであった。