茶熊学園で数年ぶりに再会を果たした、アリサと龍美は、いきなりの龍美のスキンシップに驚いてしまったアリサは、龍美が自分と同じ、女であることを知って、今まで好意を抱いていたのが、まさかの女であることにその場で崩れ落ちてしまったのである。
龍美はアリサが右手首に嵌めていたゴッドイーターのアラガミ因子を抑えるための腕をどうやったのかアリサに勢いよく抱きついた瞬間に外しながら、忍ばせていた、注射器で何かを打ちこんでいたので、アリサのアラガミ因子が暴走せずにいたのであった。
「ゴッドイーターは、アラガミ因子を埋め込まれる適正がある人がゴッドイーターになるんだよね、もう大丈夫、ボクがアリサに注射したのは、アラガミ因子を殺す薬、安心して、神機はいつも通りに使えるから‼」
「こんなこと、ばれたら、龍美は」
「さっき、言ったよね、ボクはお医者さんでもあると」
「あ」
「学生生活を楽しまないと‼ 行こう‼」
龍美はサカキ博士から聞いていたようで、ゴッドイーターが毒を以て毒を制すと言う理念でアラガミ因子を埋め込まれてもアラガミ化を引き起こさない者が、ゴッドイーターになるのだが、それでは腕輪を一生嵌めたままなので日常生活などが不便らしく、困り果てていたので、医者でもある、龍美は、アラガミ因子を研究して、アラガミ因子を埋め込まなくてもアラガミに対抗できる神機を使えないかと依頼されていたらしく、龍美にとってはそんなことは魔物退治並に結果を出していたので、お手製のアラガミ因子に効く特効薬を早速アリサに注射したのである。
効果は見ての通り、アリサのアラガミ因子を殺して、神機を扱える肉体にしてしまったのであった。
アリサは龍美が再会した際に医者であることを言っていたことを今になって思い出したようで、気を取り直して、学食に向かったのであった。
「あ、アリサさん、その方は、それと、腕輪は?」
「まさか、その人が・・・」
「アリサの妹分、ボクは、アリサの友達の、鳴流神龍美、よろしく‼」
ナナ&シエル「え~(゚Д゚)ノ‼ 女(女性)だったんですかΣ(゚Д゚)<ナンダッテ‼」
「どうした‼ 何があった‼」
「ゲオルグ、おまえが来ても、意味ないから」
茶熊学園の学食にアリサの手を引いた龍美がやってきたので、先に学食でお昼を取っていたシエル達は、アリサの右手首に嵌められている腕輪がないことに気が付き、アリサの手を引いている茶熊学園の女子制服を着ている黒髪の腰まで伸びている髪をポニーテールに結っている龍美を見て、ナナは恐る恐る、アリサに質問して、恥ずかしがっているアリサに変わって、龍美が自己紹介をした瞬間に、シエル達はその場で大声でおどろいてしまったので、茶熊学園生徒副会長のゲオルグが飛んできたのだが、近くにいたユーリに来ても意味ないと言われてしまったのであった。