茶熊学園に入学してしまった姉達の心配をしている龍姫達妹一同はいつも通りにお昼を楽しんだ後、各自、午後からの授業に向かったのであった。
「はぁ~、わたし、龍美に会えるのかしら」
「へぇ~、ボクにそんなんにも会いたかったの、アリサ」
「え?」
「久しぶり‼ 大きくなって‼ 特に此処が(≧▽≦)‼」
「キャ‼ 変態‼」
「むにゅ‼」
茶熊学園でもお昼休みだったので各自お昼を楽しんでおり、あるものは一文無しで昼食を食べれらない者がいたり、もう一人は家庭菜園で育てている作物を昼食にしている者がいたりと十人十色な学園でアリサは、シエル達から一人離れて、龍美を探していたのだが、龍美が女であることを知らなかったことが仇になったようで、シエル達に手伝ってもらえばよかったのだと、疲れて、広間のベンチに座って休んでいたのである。
そこに、背後から聞き覚えのある声で自分の名前を呼んだのが聞こえて来たので振り返ろうとしたのだが、ゴッドイーターの訓練を受けていたアリサが、反応できないほどの縮地でアリサの背後に回り込んでアリサの育ち盛りの胸を触っていた龍美にアリサは変態と罵倒したのであった。
「怒らなくても‼」
「ええ、龍美って・・・・」
「あ、あの時はまだ小さかったから、胸なかったからね、正真正銘の女の子で、医師免許を持っている茶熊学園の生徒だよ‼」
「そんな~、わたしはずっと、女に・・・(T_T)/~~~」
「もう、アリサ、久しぶりに親友に再会したのに、それと、これ外さしてもらったけど?」
「それ返して、それが無いと・・・あれ? わたし、平気、どうして?」
龍美はそのままアリサに振りほどかれてしまったが、それでも龍美はいつものマイペースぶりを発揮しているので、アリサは文句を言おうとしたのだが、龍美が茶熊学園のブレザーの女子制服を着ていたのと、先ほど龍美に抱きつかれた時に、龍美がサラシ型の下着でアリサ以上に大きな胸の隆起を隠していたのだが、感触がしっかりとした豊満な胸であったので、それを思い出したアリサはその場で手を地面についてひどく落ち込んでしまったのだが、龍美は抱きついた理由は、久しぶりの友の成長ぶりを確認するのと、右手首に嵌められている腕輪を外すと言う目的を果たすためだったのである。
アリサ、いや、ゴッドイーターはゴッドイーターの適性があるものは皆、アラガミの細胞を注入され、それを抑制するための腕輪なのである。
その腕輪が外れてしまった場合はもちろん魔物化、アラガミと化してしまうのだが、龍美はアリサに何か注入したのであった。