魚の形をしている島に建てられている冒険者を育成する養成学校からの招待状が届いていた龍美達は茶熊学園に入学することを決めている頃、テルカ・リュミレースの帝都ザーフィアスの騎士団長室でユーリも茶熊学園からの入学の招待状が届いたことを幼馴染みで現在、騎士団長のフレンに伝えて、入学することにしたを明かし、ジュードと綾瀬達も入学を決意したのであった。
その入学の招待状は龍美達だけではとどまらず、
「入りたまえ」
「失礼します‼ サカキ博士、ご用件とは?」
「実は、君当てに、これが送られて来た」
「開けてもよろしいでしょうか?」
「それは君宛に送りつけられた物なのだから、君の勝手だ」
「はい‼」
荒ぶる神、通称「アラガミ」を討伐するために神機と呼ばれる龍華達が得物にしている者と違い、接近武器と銃形態に移行する武器を使って戦う特殊部隊にも、茶熊学園からの入学の招待状がサカキ博士の下にある人物宛に送られていたのであった。
その人物がちょうど拠点にいたようで呼び出されて、茶熊学園からの入学の招待状が入っている封筒を受け取って、一言断って封を切ったのである。
「アリサ・イリーニチナ・アミエーラ、あなたの入学を許可する、茶熊学園、学長、シぺ・コロ・カムイ」
「なるほど、アリサ君はその学園の入学することが出来るようだ」
「わたしには、ゴッドイーターとしての」
「済まないが、アリサ君、キミはしばらく、ゴッドイーターの任から離れたらどうだ? いい機会だ、青春を満喫してくると良い」
「わかりました、茶熊学園への入学の任、承りました‼ 失礼します‼」
「ふぅ、茶熊学園、冒険者を育成する養成学校の学長に、あのカムイとはな」
銀髪のロングヘアーに赤いチェック柄のベレー帽を被り、龍美と比べると小さいが、大きく育った胸を無理矢理チャック式の服を着用し、ミニスカートを履いて、黒いロングブーツを履いている、野太刀型の神機使い、アリサ・イリーニチナ・アミエーラに茶熊学園の入学を許可すると記されていたのである。
もちろんアリサはゴッドイーターと言う特殊部隊に属する隊員ある以上は、茶熊学園の入学を受け入れられないと答えたのだが、サカキはアリサがゴッドイーターとして優秀であることはわかっているが、サカキは敢て、茶熊学園の入学を薦めたのである。
流石のアリサもサカキ博士の推薦を無駄にできないと認識して、茶熊学園の入学を決意し、サカキ博士の部屋を後にしたのであった。
アリサが部屋を出て行くのを見送ったサカキ博士は一人、カムイと呟いていたのであった。
茶熊学園2016 無事にシャルロットが来ました