超次元kurosu   作:天龍神

197 / 557
茶熊学園からの入学 Ⅱ

茶熊学園からの入学の招待状が選出された者達に送られているので、もちろん、この人物にも届いていたのである。

 

「茶熊学園か、一応、仕事しながら通えるから、行こうかな」

 

「何‼ ジュード君、もう一回、青春を送るって(゚Д゚)ノ‼」

 

「アルフレド、ジュードはまだ16歳だ、龍姫達と同い年だろ」

 

「それに、只、学園に通うわけじゃないんだから」

 

天界から研究の支援を受けながら黒匣(ジン)と呼ばれる精霊の化石を使う特殊な物を使わずにルーンを使った医療の研究をしていたジュードは茶熊学園からの入学の招待状の内容を確認し、ルーンについて一から学ぶことを思い立って、明日の茶熊学園の入学式に間に合うように下宿している研究室から出ようとしたところで、貿易で生活をしている元傭兵で本名がアルフレド・ヴィント・スヴェントと長いので、龍姫を含む次元武偵からの愛称は、自ら名乗っているアルヴィンと、その従兄のバランがジュードの下を訪れたので、真っ先にアルヴィンはジュードにちょっかいを出して、バランに怒られたのである。

 

「そんな、ジュード、茶熊学園に行っちゃうんですかΣ(゚Д゚)」

 

「寂しいな~」

 

「エリーゼ、それにティポ‼」

 

「おほう、茶熊学園にジュードさんが、良い話を期待してますよ」

 

「ローエンも‼」

 

「いって来い、そして、そこで学んだものを弱き民のために使え」

 

「ジュード、取材に行くからね~」

 

「もう、それじゃあ、行ってきます‼」

 

茶熊学園にジュードが入学する知らせを聞いたレイア達が駆けつけて、入学を祝う者と、期待している者などと様々な声援を受けて、ジュードは茶熊学園の入学式に間に合うように出発したのであった。

 

「わたしも、入学できる学校があるとはな、この際だ、わたしも学校と言うものを学ぶとしよう‼」

 

「ミラも入学するのね、わたしも入学するわよ‼」

 

「大丈夫なのだろか(*´ω`*)」

 

フラクシナスを現在の拠点にしている綾瀬にも茶熊学園からの入学の招待状が届いており、以前から学校と言うものに一度は通ってみたいと思っていたと龍姫達に語ってのだが、自分が成人していることもあって、定時制の学校に通う勇気は出なかったのだが、招待状には年齢不問で、そこには10050歳の吸血鬼からの言葉が記されていたので、入学を決意したのであった。

 

シノンも入学することにした矢先に、ミュゼにも茶熊学園からの入学の招待状が届いたことを明かされて、結局、姉妹揃って明日の入学式に間に合うように出発したのであった。

 

 

 




双剣シャルロットが出ない‼

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。