龍姫達は飛行島で初めて武器スキルつまりテルカ・リュミレースで言う「武能」のことではなく、武器を強化して解放される技のことだとアイリスから教わってエステルが合体してしまった剣の武器スキルを使ってみた所、なんと、背中に光の白い翼が生えて、空中を飛行出来るようになってしまったのである。
だが、龍姫達とは違い、半永久的ではなく、しばらくして、自動的に地上に着地したのである。
見た目からしてエステルが持っている方が一番似合うと言う適当な理由で満場一致でエステルが持つことになったのであった。
以前なら、勇龍達もレイピアのような剣を使えたのだが、今はアイリス達が「闇」と言う存在に侵された事で出来てたので、今は完全に日本刀を使う一端の侍なのだから。
スキット:翼の剣
エステル「これがわたしの新しい剣なんですね(^-^)‼」
リタ「この島で、作ってる武器は一体どうなってるのよ(゚Д゚)ノ‼」
キャトラ「リタって、アイリスと同じ魔導師なのよね?」
ユーリ「テルカ・リュミレースじゃ、見たことねぇからな、流石のモルディオ様も知らなかったみたいだな」
バロン「なるほど、ユーリ達の国ではこのような武器は見たことはないようだが?」
ユーリ「翼が生えて飛び回る武器なんかみたのは飛行島に来てからだな」
リタ「まだまだ、アタシ達は、飛行島で調べて、研究しないと‼」
龍姫「リタの探求心が暴走しちゃった(´・ω・`)」
「そう言えば、このルーンっていった石、貰っていいのか?」
「ああ、飛行島にいる者はみな持っている、それくらいの量なら持って行っても構わないからな」
「殿下に土産として持って行ってやるか」
「殿下?」
「ヨーデルは、今は皇帝ですよ‼」
ユーリはバロンがくれた六色のルーンを貰って行ってもいいのかと聞いて、バロンは持って行ってくれても構わないと言って、ユーリは依頼を寄越してきた雇い主である帝国現皇帝でエステルとは血縁関系のヨーデル・アギュロス・ヒュラッセインに手土産として持ち帰ることにことを提案していたので、キャトラは興味深々の様子だったのである。
エステルの純粋すぎる性格が災いしてしまい、ヨーデルが皇帝であることが今いる者達にばれてしまったのであった。
「エステル‼」
「はい?」
「あなた達、皇帝とは、知り合いなのね」
「オレ達、とんでもねぇ奴と、出会ったもんだぜ‼」
「こうなった以上は、アタシ達を、皇帝に会わせて‼」
「ダメだと思うけど、行こう‼」
ユーリがエステルを注意したが時すでに遅しだったこともあり、ちょんまげの侍コジロー達と一緒にアイリス達を連れてテルカ・リュミレースの帝都ザーフィアスに向かったのであった。