飛行島の剣術所を訪れていた龍姫達を、帝国軍剣士、大尉の位を持っているジュディスと同じ青い長い髪を鳴流神姉妹と同じく、ポニーテールに結っている白い軍服を着用しているアヤメに出会ったのであった。
この瞬間に、「彩夢」&「アヤメ」と言う同じ名前の人物がいることになってごちゃ混ぜになってしまうので、ここも龍音が小説のヒロインの名前を拝借した要領で、レインと名乗ることにしたのであった。
こうして同姓同名問題は片付いたので、次に案内されたのは、
「此処はウォリアーのみなさんが訓練を行っている斧術所です」
「カロル、どうだ?」
「なんで、ボクに言うの? ユーリと龍姫達だって、斧使えるでしょ」
「アンタ、剣だけじゃなくって、斧も使えるの‼」
「オレより、武龍の方がすげぇだろうが」
ウォリアーが訓練を行っていると言う、斧術所と馴染みのない建物で、凛々の明星の他首領であり、斧とハンマーを得物にしているカロルをユーリが茶化し出し、カロルが龍姫達を巻き込んでユーリにツッコミを入れたのであった。
キャトラはユーリも斧が使えることに驚き、ユーリは脇差と斧の二刀流をする武龍の方がスゴイと返したのであった。
スキット:武龍の戦闘方法
アイリス「武龍さん、両手に、形の違う武器持って戦うって、どんな感じなんですか?」
キャトラ「そうね、普通、同じ武器持つわよね」
武龍「これが、斧と脇差見た瞬間に、ピーンと来てもうてんや‼」
キャトラ「そんな理由でか‼」
アイリス「武龍さん、ある意味ですごい人です」
「次行くわよ‼」
「あれ、おっさんは?」
「呼ばなくても出てくる人だからほっときましょ」
「ほっといたらダメでしょ<`~´>‼」
斧術所を後にして次の建物に向かうことにしたのだが、いつの間にかレイヴンがどっかに行ってしまったのだが、いつものように呼ばなくても出てくることもあって、ほったらかすことにしたのだが、キャトラはレイヴンがスケベ丸出しのおっさんと言うことを思いだしてツッコミを入れたのである。
「おまえ達、アイリス達の話で見たことのない技と魔法が出来ると聞いたのだが、それはルーンの力なのか?」
「ルーン? これのことか?」
「その腕輪がおまえが技が出来る源なのか、どうやらそれはルーンではないな」
「ルーン、力を持った特殊な石ですよね?」
「その通りだ、ルーンは、様々なことに用いることが出来るからな」
「それって、ホント‼」
道中でバロンと遭遇し、龍姫達が見たことのない戦い方をするがそれはルーンと呼ばれる特殊な石を用いてないことに気が付き、ユーリは自分の武醒魔導器を見せて、バロンを納得させたのであった。
バロンはルーンが様々なことに用いることが出来ることを明かしたことでリタが何かを閃いたのであった。