飛行島に寄せられた魔物退治を手伝うことになった龍姫達は念のためアイリス達の事を考えて、魔力を抑えてるのだが、相変わらずの高火力の低燃費で魔物の群れを一掃してしまったのであった。
依頼も完了したので、報酬を貰って飛行島に帰ろとした矢先、
「キュン‼」
「可愛い(>_<)‼」
「星タヌキよ‼ それでも魔物なのよ‼ って聞いてないしΣ(゚Д゚)」
「(^^♪(≧▽≦)」
「龍姫さん達、星タヌキを、仲間にしちゃったΣ(゚Д゚)」
「恐るべし、龍姫達だな」
「いや、龍姫達だけだと思うぞ、あんなことできるのは」
ピンクと白にお腹には白い星の模様がある可愛らしい星タヌキが姿を現したので、あまりにも龍姫達には可愛らしく見えたようで、丸腰同然で敵意を出さずに近づいて行ってしまったので、キャトラが注意したが、龍姫達に物凄く懐いてしまい、その様子を見ていたアイリス達は呆れるしかなかったのである。
星タヌキをこのままにする訳にはいかないので、森に返すことにしたのだが、
「‼」
「一緒に、連れてってくれって?」
「いいよ、行こう‼」
「(≧▽≦)‼」
「キャトラを通じず、星タヌキと言葉を交わすとは、また龍姫達には、感心させられることばかりだな」
「恐るべし、次元武偵‼」
「突っ込むの疲れたわ(*´ω`*)」
そのまま飛行船までついて来てしまったので、離陸してたこともあって、一匹の星タヌキはそのまま龍姫達と一緒に行くことになったのである。
シャナオウはキャトラしかわからないはずの星タヌキの言葉を理解し、会話を行っている龍姫達にアンドロイドであるシャナオウでさえ、驚くしかなく、キャトラはツッコミ疲れたのであった。
「キュ‼」
「あら、星タヌキを連れて帰って来るなんって、どうしたの?」
「ヘレナ、星タヌキが龍姫達に懐いちゃったみたいなのよ」
「無駄な戦いを避けるとは、龍姫達が言っていたことは本当の様だな」
「そうなのです、リングードーでも出来ない、技を使ったり、剣と斧を同時に持って、戦ってくれたなのです‼」
「わたしも龍姫さん達のようなことが出来る人がいることがうれしい」
「(^^♪」
何事もなく無事に飛行島に帰還した龍姫達をヘレナとバロンが出迎えてくれたのだが、龍姫達の背後から星タヌキが姿を見せたので、ヘレナはキャトラに質問したので、キャトラは、星タヌキを龍姫達に懐いてしまったのだと説明し、無駄な戦いを防いだ龍姫達の力量に只々、感心するシャナオウとチャッピーはそのまま仲間達が待っている所に戻って行ったのである。
アイリスは龍姫達の行動を見て、避けられる戦いがあるのだと赤髪の少年と一緒に学んだのであった。
「ぶぉおお‼」
「ぎにゃ~‼ クジラΣ(゚Д゚)‼」
「違うよ、バウルだよ、ってことは」
「あら、龍美達じゃない」
「なるほどな、おまえ達も、この島を調べに来たんだな」
「あれ? レイヴンは?」
「どうして逃げるの?」
「嫌~‼ 恥ずかしいです~(´艸`*)」
「何、龍姫達の知り合いなの?」
なんと、偶然に凛々の明星と、レイヴンが乗ったバウルが引いているフィエルティア号が飛行船乗り場に到着し、凛々の明星のメンバーとレイヴンが降りて来たのだが、レイヴンが早速、一目散に、アンドロイドとはいえ、魅惑的なスタイルの水色の髪のユイと、ゲイムギョウ界のリーンボックスの女神とされていたグリーンハートそっくりのミオを追いかけ回していたのであった。